知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

放射能汚染土対策がようやく動き始めた

2011-08-30 09:40:00 | 環境・気候
8月27日
環境省は、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染されたがれきやごみの焼却灰のうち、
これまで一時保管するよう求めていた放射性セシウムが1キロ当たり8000ベクレルを超えるものについて、
10万ベクレル以下の場合は一般の最終処分場での埋め立てを容認する方針を決めたようです。
地下水への汚染防止策などを講じることで、安全な処理が可能と判断したとか…。
具体的には、焼却灰をセメントで固めたり、屋根付きの処分場を利用したりすることで水との接触を防ぎ、セシウムが流出しないようにする。埋め立て後は、処分場の排水や周辺の地下水の監視などを行うのだそうですが、
これまで、8000ベクレル以下を埋め立て可能とし、この基準を超えたものは、処分方法が決まるまで一時保管する方針を示していました。
10万ベクレルを超える灰の扱いは、周囲をコンクリート壁で覆った産業廃棄物用の「遮断型最終処分場」への埋め立てを軸に検討する。
現実問題、下水処理場や浄水場で発生した土泥の処分が困難を極めていることから
国としてもそう言う判断をしたのでしょう。
環境省としても民主党の行く末を見切ってでの判断でしょうか?
菅直人首相の退陣のタイミングと合いすぎていますよね…
ここは深読みしないといけません。