知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

アマラ、カマラのロシア版

2009-05-29 02:03:25 | Weblog
5月27日、ロシアの警察当局が生まれた直後から犬や猫とともにアパートに閉じ込められ、ロシア語を全く話せない5歳の少女を保護したとのこと。
警察は「少女は5年の間、複数の犬や猫に『育てられ』、一度も外に出たことはない」と説明。
また「体を洗わず汚れた服を着ており、明らかに動物のような特性を持っており、人間に飛びかかって来た」と…。
アパートには暖房器具や上下水道の設備もなかったという。 
警察によると、少女はナターシャと言う名前で、心理学者の監視のもと児童養護施設に預けられているそうで、実年齢より幼い2歳くらいに見えるらしい。
少女は、食事をスプーンでとることを拒否。一緒に住んでいた動物たちと同様のジェスチャーを多く示しているのだそうだ。
母親は取り調べを受けているが、父親はまだ見つかっていない。
しかし、アマラとカマラは屋外で狼に育てられたのでやや趣は違うか…

不幸な子どもがまた見つかった。
この手の子どもはまだどこかにいるのだろう。