知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ロシアのクリミア編入2

2014-03-20 09:50:55 | 国際問題
とうとうやってしまいましたね。
歴史は繰り返すのです。

アメリカにはもう力がありません。これをもとに戻すことはできないでしょう。
かといって実はロシアにも力はありません。なんせ人口は日本と大差がないのですから…

中国が妙な動きを見せてますけど、これからどう動くかです。 
どの国も政権を維持するために外国との紛争を起こさざるを得ないのです。
すべての不満を外にそらさざるを得ないのです。

ロシアのクリミア編入は、第三次世界大戦への引き金かもしれません。

ロシアのクリミア編入

2014-03-15 08:17:27 | 国際問題
ソ連が崩壊して統治が思うままにならなかった時は
ロシアも黒海艦隊のあるクリミアを手放さざるを得なかったんでしょうけど
統治が回復してまた少し力を付けてくると
領土意欲が起こるのでしょうね。
結局、多数派のロシア人が多くいるところで投票を行えば
ロシア編入を決議するのは必然ですから
今回の事態ははじめから読めるわけです。

思うに、この逆のことをロシアのウラジオストクとかでやられる可能性はないのでしょうか?
相手は中国です。
中国が積極移民政策を行い、ロシアに中語人を移住させ、最終的には最大多数をしめるようになれば、今度は中国編入を求めて決議をするといった感じで…

まぁ、日本でも移民政策を議論してますけど国体を損なうようなことがないように願いたいものです。

少数民族との対話

2013-07-19 07:46:37 | 国際問題
ある席で中国の少数民族の方と話す機会を持ちました。
やはり少数民族の立場で中国情勢を客観的に話すので貴重な機会になりました。
一人はモンゴル族
もう一人はウイグル族
彼らの話では、中国の漢民族が実際に維持できるのは明の領土が限界。
清という国は少数民族の扱いが巧妙で血縁関係を巧みに利用して旨くやっていたが、今の時代では難しいとのことでした。
漢民族からはこの手の話は出ないのでしょう。
やはり彼の国、いろいろと難しい問題を内在させているようです。

尖閣諸島問題へ口を開いた同盟国アメリカ

2012-12-02 09:30:07 | 国際問題
表向きは中立であると公言。
しかし、裏では「これ以上手を出せば軍事介入が避けられない。」と耳打ち。
当然、中国はアメリカに脅かされたからといって弱腰を見せれば国内を統治できなくなります。
おれからも尖閣には、中国船が出没し続けるでしょう。
日本は、アメリカの威光を背景に強気で出ると、中国国内の収まりがつかなくなり、再び日本企業への多大な被害へとつながるおそれがあります。
海上保安庁がひたすら出ていくように警告し続けるしかないでしょう。
されど同盟国アメリカは、尖閣諸島の地政学的な重要性を理解しているようです。



ロシアとの関係

2012-11-09 08:53:31 | 国際問題
ロシアという国はとにかく領土は広いが人口が少ないわけです。
かつては強大な軍事力を行使して衛星国を制していたわけですが
今はそんな人的余力がない。
この辺を中国が虎視眈々とねらっていることは気がついているはずです。
すなわち中国の沿海州の回復です。
中ロ国境超えて大量の中国人を入植させて主権を回復する。
これが中国のやり方でしょう。

今後の人口の増減次第では、ウラジオを飛び地にしてそれ以外の沿海州を返還なんて話もあるかも知れません。
沿海州が中国に回復されるとまた面倒な話になるのは目に見えています。

ロシアにとっても日本にとっても大変な脅威になります。

だからロシアは尖閣にも竹島にも口は出さないのでしょう。

日本とロシアには暗黙の共通認識がある気がします。
もし北方領土を国後島返還で手を打つとロシアと妥協できる気がします。

国際司法裁判所で議論すればロシアは日本を支持するのではないでしょうか?

中国との距離

2012-10-31 08:22:37 | 国際問題
前回のレアアース輸出制限で日本を脅かした中国に対して
日本は中国との距離をとろうという対策は早々にありました。
結果的にレアアースカードは効果がなくなってしまったようです。
日本は中国の効果あるカードが減って行くように動くことでしょう。

現在の日中問題の根元は、共産党独裁という国家が資本主義を導入するという矛盾が引き起こした問題です。
中国人すべてが半日ではないのです。
共産党を守るために半日を使っているわけです。

日本にいる留学生を監視するために主要な大学に共産党の子弟が潜り込んでいます。
彼らは逐一、共産党の利益にならない行動をとる学生の情報を本国に報告しています。
また、情報源となりそうな日本人に接近して、やはり本国に報告しているようです。
それは、共産党の利益を守るためです。
しかし、中国の共産党による一党独裁は限界でしょう。
彼らに言わせると共産党以外の党もあるそうですが…

ちなみに某子弟からは、自分は政治のことは分からないけど
日本の右翼思想と中国の中華思想の台頭には警戒が必要だとの意見があります。

日中間は全く無関係ではいられないのですがあまりに深みにはまると足下をすくわれることも分かりました。
時間とともに中国の民主化も進んでいくのでしょうがしばらくは、ナーバスな関係が続くのでしょう。

中国との距離は必要だということでしょう。

中国も50年以内に老人大国となる

2012-09-19 09:01:38 | 国際問題
尖閣諸島を巡って中国ともめてますが
まだ若い人が多い国なので元気の良さはしばらくつくのでしょうが
間違いなく50年後には日本と同じ人口ピラミッドになります。
そのときはどうなるのでしょうか?
そのときは地球も滅亡かも知れませんね。
中国人が資源を使い果たすかも知れませんから…

尖閣諸島の実行支配を維持する意義

2012-08-21 09:54:14 | 国際問題
尖閣諸島の実行支配を巡って海上保安庁が努力なさっていることに敬意を表します。
中国は尖閣諸島の領有を主張してやみませんが
これはどう考えても日本の領土であり、中国の主張が失当なことは明白です。
しかし、自分の国の領土だと教育を受けてきた者にとっては日本は敵以外の何者でもありません。
こうした状況をふまえて政府は難しい舵取りをしているわけですが
大事なことは、中国の領土欲の本当の狙いは沖縄だということです。
これは、中国人留学生との交流を通じて、彼らが真剣に沖縄は中国のものだと言っていることからも分かります。
沖縄は中国のものだと彼らは教え込まれていると思われます。
とすれば、尖閣諸島棚上げ論に迂闊に乗ると痛い目を見るのは明らかです。
すでに日中中間線でのガス田開発であれだけもめたことも我々は忘れかけています。
大陸棚共同開発という言葉に乗ると日本はすべてを失う結果となるでしょう。
こうしたことを見越せば、尖閣諸島の実行支配を維持することがどれだけ大事なことか分かると思います。
我々日本人は、領土の重要性、その維持の難しさをいまさらながら痛感しているわけですから
尖閣諸島問題は、小学校の教育の場から教え込んでいかないといけないと思います。




竹島問題…日本固有の領土である理由

2012-08-18 09:18:32 | 国際問題
最近竹島へ韓国の大統領が訪れ、騒ぎになってます。
この辺について、第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和条約を起草中であったアメリカ合衆国政府へ大韓民国政府からよせられた日本国の領土や、韓国政府が戦後に享受する利益に関する要望書に対し、1951年8月10日、米国が最終決定として回答した文書が存在しています。
当時の米国国務次官補ディーン・ラスクから通達されたことからラスク書簡と呼ばれているのですが、
これによれば、韓国は対馬、竹島と波浪島の帰属を求め、米国はこれを退けています。
対馬は日本領であることは、議論の余地がありませんでした。
竹島については、日本の1905年以降、島根県の管轄下にあり、韓国からの領土権の主張は過去になされていない、とアメリカが認識している旨を回答しています。
また、波浪島に関しては、実在しない架空島であり、議論の余地がありませんでした。
こうして、1951年9月8日 サンフランシスコ講和条約の調印からこれが発行する翌年1952年4月28日までの間髪をついて1952年1月18日、韓国が李承晩ラインを宣言し、竹島を占領したのです。
このように事実を冷静に並べればどう考えても答えは出ます。
国際司法裁判所に提訴すれば勝つと考えられます。
最近、また対馬まで韓国領だとの主張がなされていますが
あのどん欲な領土欲、次は白頭山で中国ともめるのは必定です。
さらには中国の吉林省間島もよこせと言い出すことでしょう。