今日は周年行事の当日で、加えてドラ猫の勤務地が東陽町界隈と決まり、そのお祝いも兼ねて、約1か月でまた LOASI に。
スプマンテで乾杯して、馬肉のカルパッチョ。少し厚めの馬肉はモッチリとして、しかも肉本来の旨味が凝縮されていて、その美味しさに最初からうなります。続いて、和牛トリッパのトマト煮。ここで、秋月シェフお薦めの3本から、Rosso di Montalcino 2009 Il Colle をチョイス。スパイシーさの中に厚みがあります。で、お料理の方が、ハチノスと濃厚なトマト・ソースが絡まり、赤葡萄酒に合いますから、どんどんお酒が進みます(また、ドラ猫に半分以上取られたので、私はハウス・ワインを1杯追加しました。こちらの TESEO は、チョット甘く感じました)。そして、フレッシュ・ホワイトアスパラのグリル。ポーチドエッグを絡めて食べます。2人前のところ、夫婦とドラ猫なので3人前にして貰いました。いつも無理を言って、すみません。ホワイトアスパラは、缶詰のものは大嫌いで食べられませんが、フレッシュなら大好物なのですよ、と我儘な私です(自爆)
相変わらず Primo Piatto を飛ばして、肉に。一押し食材の信州産のベニソン(日本語で書いちゃいますと、一皿めと合わせると馬鹿ですから)。これも3人前。火加減が絶妙で、赤身の肉の旨味が素晴らしいです。バルサミコ・ソースの酸味も絶妙で、美味しいという言葉よりも、笑みがもれるだけ。感動しました。そうそう、付け合せのパルメジャーノのリゾットも隠れた名品です。お米の焦げ目が香ばしく、チーズの香りも効いて美味しいです。
で、締めはドラ猫がサルシッチャのペンネ・アラビアータ、これは鉄板。家内がカラスミと春キャベツのパスタ。キャベツの甘味が引き立ちます。私が、ニョッキと春野菜のセージバター。菜の花の苦みとニョッキの甘さのコントラストが素晴らしい。
ドルチェは二人が鉄板のババで、私は相変わらずのブルーチーズに Grappa di Fumin を。
歩いて15分強のところに、こんな美味しいイタリアンがあるのは本当に幸せです。
ババのお皿の外周部が上に凸で、可愛らしいかったので。因みにお店に一枚しかないお皿だとか。