Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

一段落、の筈が・・・APZ +APP-TL130 へ

2022年12月18日 16時48分21秒 | 天体望遠鏡 関連
一か月ほど前に「(天体望遠鏡の)機材などの改変・補充も漸く一段落」と書いています。ただ、として短・中・長期に分けて「今後の課題」も示しています。言い訳です(自爆)
で、「長期:天頂でも鏡筒のバランスする微動付き経緯台」の課題を、短中期を押さえて先に解決しました。

現行の SB 経緯台で仰角をあげたときに接眼側に重心が大きく移動します。リストウェイトを付けていますが、それでも天頂付近のアンドロメダ銀河どころか南中している木星(仰角 55 度ほど)でも少し無理があって、微動操作は快適ではありません。そこで他の経緯台を下調べしてみました。すると ZERO 経緯台が良さそうなのですが、短期間でデフコン。フリーストップの経緯台は高価なものも含めて結構あるのですが(「自分、不器用なので」必須と考える)微動付きは ZERO 経緯台以外(例えば PHOTON 経緯台)でも在庫なし(デフコン?)になっているものが多く、残っているなかではビクセンの APZ と耐荷重が十分すぎる笠井トレーディングのカサイ AZ-3 くらいが候補で、後者もデフコン・リスクはぬぐえないと思い、時間を掛けて進めていくことが不安になってきました。
そこで、例によってスターベース東京の S 宿さんに相談すると、(少年時代の経験から敬遠していた)ビクセンも良いとお勧めいただきましたし、お店で実装もしてもらって高倍率時のブレや微動の感触なども確認できましたので(親切な実店舗は有難い!)、 APZ マウントに決定。

で、ビクセン APZ マウント+ APP-TL130 三脚が 12 日にビクセンから直送されてきました(アリガタは鏡筒バンドに合わせて、別途 More Blue 社の AU002 です)。こんな感じです。


ただ、梱包の段ボールが割れていたりとか(配送の佐川急便の所為かもしれませんが、精密機器の搬送にヤマトか日通でなく、佐川を使っている時点でダメダメでしょ)ビクセンは細部の甘さで信頼を無くすよなぁ、タカハシとの違いはこんな処にも・・・と思いましたね。多くの日本企業が撤退したなか、天体望遠鏡を作り続けてくれているビクセンなので、両雄と並べられないのが残念(横綱タカハシと小結ビクセン!?)。もう一つ細かなこと乍ら苦言を呈すると『カラー星空ガイドブック』と税前 400 円で単独でも販売している星座早見盤が附いてきますが、( APZ-A80Mf 等のセットを買う人なら兎も角)APZ を単体で買う人に付ける意味が分からないですね、完全に資源の無駄!
 

ともあれ、実機については、スターベース東京で確認した通り、仰角による鏡筒の重心移動もなく天頂付近も問題なく見ることが出来ますし、微動も滑らかです。この一週間は飲み会が多かったので未だ 2 回しか使っていませんが、今のところ不満はありません。

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