Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

国立劇場 令和 2 年 11 月歌舞伎公演 第一部

2020年11月11日 17時14分09秒 | 歌舞伎
休みを取って国立劇場に芝居見物にいきました。「令和 2 年 11 月歌舞伎公演 第一部」です。お目当ては播磨屋さん。俊寛は 2 年前の秀山祭で「鬼界ヶ島の場」の見物をしていますが、今回は滅多に上演されない「清盛館」付きで、その清盛も吉右衛門丈ということから、どういう違いが俊寛に出るかも楽しみな処。
 
吉右衛門丈は赦免船がいなくなってからの演技がタップリとあって、無心・放心から無常を感じさせるような心に響く芝居でした。菊之助は東屋と基康の二役でどちらも消化不良かなぁ。又五郎の瀬尾太郎が「半沢直樹」の猿之助が演じた伊佐山部長に思えて仕方なかったです(爆)

10列目で近いのですが、双眼鏡はいつものセットを持参しました。


【 本日の演目 】

平家女護島(へいけにょごのしま)
俊寛
序 幕 六波羅清盛館の場
二幕目 鬼界ヶ島の場


平相国入道清盛/
俊寛僧都  吉右衛門(同左)
海女千鳥  雀右衛門(同左)
俊寛妻東屋/
丹左衛門尉基康  菊之助(基康:歌六)
有王丸  歌昇
菊王丸  種之助
平判官康頼  吉之丞(錦之助)
越中次郎兵衛盛次  橘三郎
丹波少将成経  錦之助(菊之助)
瀬尾太郎兼康  又五郎(同左)
能登守教経  歌六
( )内は 2018 年 9 月歌舞伎座公演の配役。