Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

團菊祭 五月大歌舞伎 千穐楽 夜の部

2017年05月27日 23時11分55秒 | 歌舞伎
本日は誤認衆の H 口怪鳥のご厚意で歌舞伎座 千穐楽 夜の部に芝居見物。前の日曜日以来です(笑)
 

右画像の通り、二階席ほぼ正面ですので、前回の花道裏の 6 列目とは異なり、(殊に花道での)迫力は減少しますが、一方で、芝居全体を俯瞰できますし、役者さんの顔や動きが良く見えます。
対決での梅玉の差配がよく分りましたし、海老蔵が押印するときに髪を挟むところなども分りやすかったです。海老蔵は少し見直しました。
圧巻だったのは毛振りの松緑。亀蔵もよく着いていましたが、松緑の緩急、終盤の早回しは圧巻でした。ブラボーとかスタンディング・オベーションになる程の万来の拍手。
なお、大向こうからの掛け声も、本日の芝居ではピタリピタリと小気味良く決まって、芝居を盛り上げていました。

サンマは目黒、歌舞伎は千穐楽に限る・・・



【本日の演目:夜の部】

一、壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん )
劇中にて襲名口上申し上げ候

彦三郎改め楽善が小林朝比奈、亀三郎改め彦三郎が曽我五郎、亀寿改め坂東亀蔵が近江小藤太で、初舞台の亀三郎が鬼王家臣亀丸。工藤祐経を菊五郎、曽我十郎を時蔵、化粧坂少将を梅枝、大磯の虎を萬次郎など。

二、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
〈御殿〉
乳人政岡を菊之助、八汐を歌六(前回もそう)、沖の井を梅枝、栄御前が魁春など。
〈床下〉
仁木弾正を海老蔵(吉右衛門)、荒獅子男之助を松緑(前回も同じ)。
〈対決・刃傷〉
細川勝元を梅玉(染五郎)、山名宗全を友右衛門(前回も同じ)、渡辺外記左衛門を市蔵(歌六)で、海老蔵の仁木弾正など。    

三、四変化 弥生の花浅草祭(やよいのはなあさくさまつり )
松緑と亀寿改め坂東亀蔵。