Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

十二月大歌舞伎 第三部

2016年12月03日 23時58分00秒 | 歌舞伎
誤認衆の H 口怪鳥のご厚意で歌舞伎座に芝居見物。十二月大歌舞伎 第三部で、お目当ては玉三郎丈の松山太夫、これに勘九郎がどこまで附いていけるか。


先ず、二人椀久(ににんわんきゅう)。化け猫が好いた物同士というよりは、踊りの師弟関係と言っていましたが、正にそんな感じ。勘九郎も踊りは上手いとは思うのですが、玉三郎の相手には格が足らない!?まぁ、こっちの眼にもバイアスは掛かっていますけど。

次に、京鹿子娘五人道成寺(きょうかのこむすめごにんどうじょうじ)。これは、白拍子花子を 5 人で演じ分けるもの。これまた、玉三郎が、勘九郎、七之助、梅枝、児太郎にお稽古をつけていると申しますか、第三部全体でも玉三郎学校ですかね。中では、梅枝が良かったか。勘九郎は、直前に立ち役の踊りをしていますから、なかなか切り替えが難しかったようで、男っぽい(笑)
所作もの二連続は私には辛いと思っていましたが、5 人で演じていたので、夕食後でしたが、寝落ちしませんでした。なお、5 人一緒に踊るところは、目移りして疲れますので、玉三郎をメインに視ていました(爆)

そうそう、また松本金太郎クンが最前列に居ましたね。
お供は Zeiss Victory 8x32 T* FL でした。2 階席でしたので、バッチリです。


【本日の演目:夜の部】
「二人椀久」は、玉三郎の松山太夫、勘九郎の椀屋久兵衛。

「京鹿子娘五人道成寺」道行より鐘入りまでは、白拍子花子を玉三郎、勘九郎、七之助、梅枝、児太郎の 5 人で。所化は亀三郎など。