Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

ブラームスの交響曲

2015年02月02日 22時50分30秒 | 音楽・オーディオ
ブラームスの 4 つの交響曲は、1 曲ずつを楽章に見立てることも出来るなどとも言われます。それほどに各曲のレベルが揃っていて、また性格も異なると言えましょう。私も 4 曲共に大好きですが、一番好きな曲は変遷しております。

中学生の聴き始めの頃から暫く、雄渾な一番が好きでした。結婚して落ち着いてから四半世紀程は二番が不動でした。時々、憂愁の四番がベストと思うことはありますが、50 歳を過ぎたころから中年男の頑固さと憧れを持つ三番に移りました。
そしてまた近頃は、一番に戻りました。冒頭のティンパニが鳴りますと、家内が「またァ?よく飽きないわね?」と言います(自爆)
これぞ、中年男の一念、でしょうか。中で、よく聴くのは画像の 4 枚です。モノラルなら左上がベストで、次点が右上。全体を通しては、右下がベスト。そして、左下は中学生の頃に NHK FM をエアチェックして飽きずに聴いた名演です。但し、ライブなので、細かな処で音がずれたりしているのが、ご愛嬌ですね。なので、ベームならば、BPO との引き締まった 1959 年盤の方が今の気分には合っていますね(ステレオの第 2 位です)。