Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Noctilux 0.95 その 2

2013年09月11日 23時52分55秒 | Leica Digital 関連
Noctilux と言えば、周辺減光が気になるでしょうし、事実、凄く落ちます。カタログデータでも中心から 21mm (ライカ判の対角線長のほぼ半分、つまり最外周部)で中心の 20% 程度にしかなりません( 80% 落ち!)。つまり 絞り 2 1/3 段の落ちですから、センターは F0.95 でも、周辺は F2.2 くらいと云うことです。

では、ライトボックスをピント無限遠で撮った画像を並べます。モノクロ変換とサイズ変更以外はデフォルトです( LEICA NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH. falloff on full-frame M9-P at infinity, ISO 80 )。

F0.95

さすがに強烈です。

F1.2


F1.4


F2.0、ここから右側にズミクロン 50mm も載せます( Right side photos are taken by 11826 at same aperture. )。
 

F2.8
 

F4.0
 

F2.0 位で、(センターだけ絞られていけば、当然かもしれませんが)でかなり改善して、F2.8 から問題無いでしょう。寧ろ、11826 よりも F4.0 でも勝ってますね。前玉の大きさは伊達じゃない。