Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

聞く耳 を持たず、と言われても・・・

2010年06月02日 23時58分00秒 | 日記など
他人前で、政治と宗教を語らないことにしております。したがって、これは日本語のニュアンスを考える問題です。
「『○○が徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。そのことは残念でなりませんし、まさにそれは私の不徳の致すところと、そのように思っている』と述べている××さんは、××自身が悪いと言っているのか、相手の○○が悪いと言っているのか、どちらでしょう?」と国語のテストで出たら、これは難問でしょう。
私の思う語感では、最初に認識するのは、聞く耳を持たない方が悪い、と言うことです。先ずは、他人の言うことは聞けよ、それから反論したらいいじゃん、と云うニュアンスが「聞く耳を持たず」には有ると思っています。拠って、○○が悪いと××は考えている筈。処が、その後で、私=××の不徳が原因であると述べています。故に、××本人自身が悪い、と反省している。前段を「○○の耳に私=××の声が届かなかった」云々とすれば、この文章を理解するのは、相当容易になると思います。つまり、○○は悪くなくて、ボクちゃん=××が悪いのですと思っていることになる、と解り易いですね。
ですが、出題のままの文章ですと、××は悪くないもんネ~、って意味にもなりますよね。それは違うだろうと怒った○○さんが言うには、「××さんが聴くに値することや、言ったことをやってくれる誠実な人なら、発言を聴いたのになぁ」と。

本当に日本語は難しい。これは、マジで珍問・奇問ですよねぇ。
え~ッ、でも、宇宙人には簡単なんだ!?
コメント (2)
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