先々週からフルトヴェングラーの古い録音を改めて聴き直しています。この週末には稍々集中的に聴きました。雑駁な議論として、ベートーベンの3番、5番は戦前や戦後直後の録音よりも52年以降の晩年のものがイイ(=好き)と思います。ただ、7番だけは音が悪くても43年盤の緊迫感溢れる凄演が好きで、誤解を恐れずに言えば、7番は曲が劣るので晩年の深みよりも壮年の力感がうまく作用すると思いました。それにしても…同じ曲を違う時期の演奏で聴きたくなるのは、フルトヴェングラー位です。
また、今回聴いて評価が変わったのはブルックナーの9番(DGの古いCD)。4番、7番は相変わらず「チョットなぁ…(>_<)」と感じましたが、9番の殊に終楽章が良かったです。ヴァントやシューリヒトよりも、今の私の好みに合っています。曲自体がおいそれとは聴く気力も出ないのですが、8番を聴いてみたくなりました。これから寒くなりますから、夏に比べればこういう長大な曲を聴く気力も湧くかと…
また、今回聴いて評価が変わったのはブルックナーの9番(DGの古いCD)。4番、7番は相変わらず「チョットなぁ…(>_<)」と感じましたが、9番の殊に終楽章が良かったです。ヴァントやシューリヒトよりも、今の私の好みに合っています。曲自体がおいそれとは聴く気力も出ないのですが、8番を聴いてみたくなりました。これから寒くなりますから、夏に比べればこういう長大な曲を聴く気力も湧くかと…