Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

SWA vs SWC

2006年09月11日 23時58分00秒 | 写真・カメラ
この週末、SWCに2本の120を通しました。SWCは未だこの程度の使用経験ですが、SWAの記憶の残っている内に比較をします。因みにSWAは55年製、SWCは74年製のT*です。
鏡筒は、定説の通り少し緩い感じがするSWAに対し、SWCは堅牢で安心感があります。また、操作感もCレンズとの統一感があって良いのでしょう。もっとも、暫く500系を使っていない私には、Cの操作感に慣れがあるわけでもなく、寧ろシャッタースピードと絞りを独立して動かす前提のSWAの方が好きです。
勿論、セルフコッキングは楽ですが、SWAで格別に不便ということも感じませんでした。
巻上の形状も好き嫌いの問題でしょうが、太鼓のSWAより、クランクのSWCの方が巻上し易いとは言うものの、ストラップの絡まりを考えると引き分けでしょうか。
ファインダーは個体差かもしれませんが、SWCがクリアで圧勝。と言ってもコシナには適いませんが…もっとも、水準器を覗ける機能は流石に純正と唸ります。その水準器はSWAの方が視認性で若干、勝っています。トータルでは、SWCが良いでしょう。
シャッターレリーズの位置は、これも好みでしょうが、ボディ前面にあるSWAの方が上面にあるSWCよりも押しやすいですね。コシナファインダーの様に上から覗く場合には、尚更SWAが良いように想像されます。ただ、専用レリーズを揃える時間の無かった私としては、SWAを三脚で使用するのは辛かったです。
結論からしますと、後発のSWCが必ずしも全てにおいて優っているとは限らないと思いました。勿論、両方持てる様な財閥ではありませんから、どちらかに決めるのは仕方がないことです…