Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

VALOO その2

2006年05月14日 14時43分18秒 | 写真・カメラ
梅雨の様なお天気で写真も撮りに行けずうんざりしております。で、家の中で撮影。VALOOです。エルマー50mmに装着しますと左の通り、キノコの様な感じです。或いは、12585の様に、フードを収納しているのか、と見間違います。文字も反対ですし…
中を覗くと、右の通りで、この切り欠けがエルマーの絞り爪に嵌っています(リングのVOOLAは複雑な形で、この絞りの爪を挟むような爪を持っていますが、こちらは単純)。しかも、国際式で絞りが表示されています。絞りを11にしていますから、9と12.5の間になっているのが解ります。で、先端のリング(白丸の着いている処)を廻すと、絞りが動いていきます。所謂「首絞り」で文字も大きいですから、VOOLAの様に中を覗きこんで老眼には辛い細かな文字を見る必要もありません。と、全く便利な機械です。これをZeiss Ikonに装着したりすると旧エルマーが(フォーカシングを除いて)今のカメラ並みに簡単に使えるのです。
が、ここまで、簡単にして使うのだったら、何もライカをワザワザ使うこともない…と、思ったりもします。やはり、A改のDIIにつけて、VOOLAも使わず自分の指の爪で絞りも合わせるのが本筋と思ってみたり。キャノープロと云う御仁もライカを便利にしたり、これだったらデジタルでイイジャンと思って止めたりの繰り返しだそうですから、まぁ、仕方ない無間地獄なのかも。