リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

北欧クルーズまであと150日だって

2022年01月11日 | 日々の風の吹くまま
1月10日(月曜日)。🌧☔☁🌧。またパイナップル特急の到来で、大雨注意報発令中。大寒波の際に山に積もった雪が解けて洪水が起きるかもしれないそうで、暖かくなるのはうれしいけど、また幹線道路が寸断されたらたまったもんじゃないから、手放しで喜んでもいられない。明日なんか予想最高気温は10度、その後も10度~8度と今週は春の陽気で、つい2週間かそこら前のあのマイナス14度は何だったんだろうと思ってしまうな、ほんと。

昼前にトラベルエージェントのジェフから「Silverseaに次のクルーズのワクチン証明を送ってね」とメール。そっか、出発は6月で、その時にコロナがどうなっているかわからないけど、今の時点では証明書を出さないと往復の飛行機もクルーズもチケットを発行できないので、クルーズごとに証明書が必要なんだな。それではとSilverseaのアカウントにログインして、乗客データのページで「未完」(赤)のままになっている「医療保健」をクリック。去年と同じ作業だけど、ブースターの接種を終えているので、新しい接種記録を送った方がいいと思い、予防接種や医者の診察、処方箋などの記録を見られる州のサイトに移動。コロナワクチンの証明は医療保険番号と生年月日と接種日(1回目、2回目、3回目のどれか)を入力するだけで、州のワクチンカードが表示されるので、それを州のQRコードかカナダ政府のワクチン証明書の形式(または両方う)でダウンロードできる仕組み。QRコードは州内でしか通用しないので、アップデートのつもりでダウンロードして、Silversea用にカナダ政府の証明書(PDF形式)をダウンロード。ファイルを開けたら、ちゃんと3回の接種が記録されていたので、カレシの分もダウンロードして、Silverseaに戻ってアップロード。これで必要なデータ項目6つが全部「完」(緑)になって、ひと安心。

アカウントにログインしたときに「あと150日」と出て来たので、ついでだからそろそろ寄港地でのツアーを予約しておいた方がいいかなと、午後になってまたログインして、今度はツアーやレストラン、スパの予約ができる「アクティビティ」をクリック。今回は普通のツアーが全部「無料」(実際は「追加料金ゼロ」ということだけど)。レイキャヴィクとストックホルムの間の寄港地が12あるから、料金がゼロというのはうれしいね。ということで、フェロー諸島のルナヴィクに始まって、ノルウェイのオーレスン、オルデン、フロム、ベルゲン、スタヴァンゲル、オスロ、デンマークのオールボー、そしてコペンハーゲン。ここまでが(始点のリスボンから乗れば全53日間の)北欧クルーズの4区間目で、5区間目はコペンハーゲンからエストニアのタリン、そしてサンクトペテルブルク(3日停泊)、フィンランドのヘルシンキ、そして終点がストックホルム。寄港地ごとにそれぞれ複数のツアーがあるから、選ぶのがタイヘンだけど、だいたいは4時間程度の「ハイライト」を選ぶことにしている。サンクトペテルブルクでは、エルミタージュ美術館のツアーはすでに停泊中の3日全部が「キャンセル待ち」。でも、たった4時間では何も見なかったも同じじゃないかという気がする。

一番おもしろそうなのは、タリンでのツアー。「ソビエト・フラッシュバック」と銘打って、エストニアが旧ソ連の支配下にあった時代を「体験」するという企画で、ソビエト時代のダサいバスに乗って、ソビエト時代そのままのダサいルックのツアーガイドの案内でタリンを観光し、ついでにソビエト時代の「おやつ」を賞味するんだそうな。ソ連の崩壊で独立した今、そのソ連時代の遺物だけじゃなくて、窮屈だったであろう「時代の雰囲気」そのものを観光資源にしてしまうという発想はユニークですごい。はてさて、どんな「体験」が待っているのか、今から楽しみ。出発まであと150日。それまでにパンデミックが収束しているといいけど、まあ、だいぶ先だから希望は持てるな。人間、いくつになっても楽しみにすることがないとね。


Silverseaのサイトから拝借