6月28日(月曜日)。☀炎炎炎☀。目が覚めたら来ていたナイトガウンの胸のあたりがぐっしょりで、喉の下あたりの首が何となくかゆいというかひりひりするというか。肩もブラジャーのストラップが当たるところがひりひり。首から肩にかけてが1日中汗で濡れているので、汗でかぶれてしまったのかな。それでも、2人ともかなりよく眠れたのは、水をいっぱいに入れてがっちり凍らせておいたボウルをダイソンの扇風機の前に置いておいたのが良かったようで、ボウルの水はもちろんすっかり解けて、すでに生ぬるくなっていた。ま、この狂気じみた猛暑も今日あたりがピークらしいので、今日は窓を開けないでおいて、扇風機で巣ごもりと行くか・・・。
それでも、日陰に入ったところからブラインドを上げて行って、ルーフデッキが日陰になったら、バケツに水を入れて、重いのを運んで行って、寝室からオフィスにかけての壁に沿ったコンクリートタイルめがけてどばぁ~っ・・・と、けっこう忙しくて、大汗のかきっぱなし。まあ、「打ち水」といえば何となく風情があるけど、こうやってタイルを冷やしてやらないと、いつまでも熱気に包まれたままになってしまうから、1回にバケツ3杯の水を午後のうちに3回くらいぶちまけてやる。地表オゾンが発生しているそうで、大気汚染の注意報発令中。東の郊外の方は地平線が青みがかっていて、ルーフデッキに出ると何となく生臭いような、いやぁ~な臭いが漂っている。やれやれ。
リビングのシーリングファンの下でぶらぶらしながらスマホを見ていたら、わっ、朝日新聞に「カナダで観測史上最高47.5度を記録」という見出し。へえ、日本でもニュースになっているんだ。たしかに、カナダは「寒い国」という先入観を持っている人が多いようだから、47度なんて聞いたら、即大見出しになっちゃうんだろうな。同じ記事によると、南隣のワシントン州はシアトルでも40度、その南のオレゴン州ポートランドでは44度という猛暑だそうな。オレゴン州の南隣のカリフォルニア州はなぜか「低温気味」なんだそうで、もしかしたら、地球がどんでん返しでもやって、南北がひっくり返ってしまった・・・はないだろうけど、とにかく異常なことはたしか。
午後4時半。ほんとに40度。蒸し暑い感じはしないけど、湿度が低くなかったら、体感温度はどうなっていたことやら。カレシが作ってくれたマティニが水っぽかったのは、ステンレス製のシェーカーが温まり過ぎて、振っている間にいつも以上に氷が解けたせいらしい。グラスは常に冷凍庫に入れてあるんだけど、シェーカーを冷やすことは思いつかなかったな。未曾有の熱波だからこそ、今まで知らないでいたことがぞろぞろ。いつかまた猛烈な猛暑が来たときに役に立つように、せいぜい今回の猛暑で学んだ(ちょっと科学的な)対策法を記憶にとどめておこうね。備えあれば何とかというでしょうが。