リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

猛暑の日の冷房なしガラス張りタワマン

2021年06月26日 | 日々の風の吹くまま
6月25日(金曜日)。☀☀☀☀。盛大に晴れて、もう朝からあっつぅ~い。記録的な猛暑が火曜日くらいまで続くとのことで、メディアは熱中症対策の記事が満載。電力会社によると、ガラス張りのタワマンは断熱性に乏しく、全館集中冷房ならまだしも、特にポータブルクーラーはエネルギー効率が最も低く、昔からある窓にはめ込むタイプのものよりコスト高で、電気料金は1台だけでも夏の間3ヵ月で8千円。これに対して、扇風機を夏中1日9時間回したときの電気料金は700円。我が家はまさにその冷房なしのガラス張りタワマンなんだけど、東角なので片側は午後には日陰、もう一方はリビング以外は奥行きの深いバルコニーのおかげで1日中日陰で、リビングにはリフォームでシーリングファンを取り付けたばかり。

一番暑いのは2人でシェアしているオフィスで、奥の寝室と並んでルーフデッキに張り出した角なので、壁2面が天井から床までガラス張り。いつも冗談に「金魚鉢」と呼んでいるけど、小さな部屋にデスクトップが3台(とラップトップ2台)あって、壁際の小さな窓は15センチしか開かない上にルーフデッキの照り返しの熱が入って来るから、だいたいいつもは窓を開けずに、ダイソンのタワーを1日中回して対処。午後は部屋全体が日陰に入って、少しはしのぎやすくなるんだけど、猛暑のときはブラインドを下ろしていても、午前中に30度近くになってしまう。それでも、2人ともほぼ1日汗を拭いながらPCの前に座っているんだから何をかいわんや。天井を見上げては「ここもシーリングファンをつけたら良かったのになあ」と言うカレシ。リフォームのときにオフィスはオフリミットと宣言したのはどこの誰だったっけなぁ~。

午後1時。このあたりから、窓の開け閉めが肌で感じられるくらいの冷房効果を発揮する。ルーフデッキに面していてもろに朝日が差し込む寝室は、日が高くならないうちにブラインドを上げると直射日光がベッドに当たるので、パティオドアも半分くらい開けて日光による滅菌。今日のような日は枕をバルコニーに持って行って日向ぼっこをさせるので、ベッドに日を当てるのは、まあ、布団を干しのようなものかな。どれほど効果があるかは知らないけど、寝るときのシーツの肌触りは心なしかさっぱりして快適。次にバルコニー側のキッチン/園芸ルームとその隣のミニチュア工房のパティオドアを開けて日陰の風を通し、朝ご飯の後はダイニングのブラインドを上げて、パティオドアを開け(カレシが水遣りに出入り)、その後は太陽が東角を回ったらリビングのルーフデッキ側のブラインドを上げて窓を開け、太陽が高くなって直射日光が当たるのがリビングの窓の敷居だけになったら、そっちのブラインドを上げて2つある窓をいっぱいに(と言っても15センチ押し出せるだけ)開け、最後に朝一番から開いているバルコニー側のパティオドアをもっと大きく開ける。

このときの開け閉めのコツは、窓もパティオドアも開けたら手のひらをかざして、外の空気が室内より熱ければ閉め、涼しければ風向きによって開け幅を手加減することかな。特にパティオドアは大きく開け放してしまうと、空気の塊がゆっくり入って来るだけなので、手のひらに凉しいめの空気の動きが感じられる程度に開けて、空気が通って行く先のドアは幅広に開けるようにすると、半ば強制的に「風通し」ができる。まあ、リタイアして1日中在宅だからできることだけど、こまめに調節してやれば、冷房なしでもけっこう過ごしやすくなるわけで、いうなれば太陽の位置と風向き(と'強さ)と窓/ドアの位置を掛け合わせた(何となく)科学的な方法・・・。


暑い日のランチは冷たいざるそば