リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年を取っても自分の2本の足ですいすいと歩けることの幸せ

2021年06月23日 | 日々の風の吹くまま
6月22日(火曜日)。☀☀☀。まだ少し暑いけど、ちょっと風があって、快適。猛暑は「短命」だと言っていたから、やれやれ助かったぁと思ったら、こっちも短命。週末にはまたもやかんかん照りの猛暑になって、予想最高気温は何と32度だって。それではたまらんと、朝ご飯の後真っ先にベッドのシーツを保温性が良過ぎるフランネルから肌触りが涼しいパーケールに取替えて、シーツ類とアクリルの毛布の洗濯。

今日は午後に眼科で検眼と網膜の検査の予約が入っているので、朝のうちに買い物。いつも午後2時半ごろが買い物に出かける時間で、午前中に行くことはめったにないから、店内が高齢者ばかりで、しかもおじいちゃんたちが多いのにびっくり。去年春のパンデミックの始まりに買いだめ騒動が起きたときに、スーパーやドラッグストアが開店から1時間くらいを「シニアタイム」にしたわけがわかった。みんなどうしても動きが遅いもので、自分もシニアであることを忘れて、ちょっぴりイラッ、ちょっぴりムカッ。ごめんねえ。

網膜の検査では瞳孔を開くので、半日は宇宙人の目。晩ご飯のメニューはチリと決めて、手探り状態でも困らないようにと、入れる野菜だけ全部刻んでおいて、必要な調味料をカウンターに出しておいて、いざ、出発。バクラ先生のオフィスはモールの裏。何となく視力が下がったような気がしていたけど、コンタクトレンズの処方には変化がないと聞いて安心。瞳孔が開ききるのを待って、次はディエプ先生の検査の番。先生はとっても陽気なベトナム人で、網膜の状態を隅から隅まで調べて、「ちっとも変わってませんね」。でも、白内障はほんの少し進行したようで、「あと4年くらいで手術が必要になるかもしれませんね」。はあ。それはいつかは必要と覚悟してるんだけど、角膜の表面がでこぼこなせいで強い乱視があって、コンタクトででこぼこをスムーズにしているのに、水晶体の中にレンズを入れたらまた乱視になるのかが心配。でも、先生は「水晶体の内側から角膜を押して滑らかにするので大丈夫ですよ」。へえ、そんなことができるんだぁと感心して、こっちもひと安心。

案の定、すっかり瞳孔が開いた目には日光が眩し過ぎて、目を開けているだけでもタイヘンなのに、走っている車も目の前の信号もよく見えないから、帰りはおっかなびっくり。それでも、徒歩5分足らずのところなので、カレシに迎えに来てもらうほどの距離じゃないんだけど、交差点では周囲の人の動きに合わせて渡ったり、人通りが多いところでは歩くペースを落として正面衝突と追突の防止。ニューウェストの中心街はかなりの高齢者や障碍者が電動車椅子で広くもない歩道をすいすいと走り回るので、ヒヤリとすることもあるけど、ワタシだって10年もしたらああなるかもしれないと思って、後ろから来るモーターの音を研ぎ澄ました耳レーダーで検知してはさっと避けて、お先にどうぞ。無事にマンションの玄関に入って、まだ自分の2本の足ですいすいと歩けることを神さまに感謝。