リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ミニチュアの電気工事は一番の難関

2020年07月20日 | 日々の風の吹くまま
7月19日(日曜日)。☀☁☀。うぅ、暑くなりそうだぁ。朝ご飯が済んだら、2人がかりで「空中ガーデン」の水遣り。キッチンのシンクのところに立って、カレシが次々持ち込んで来る空のジュースボトルに水を入れるのがワタシの役目。空のボトルを2本ずつシンクに置いて、満タンになったら蛇口を次のボトルに移して、パンッと蓋をしてカウンターに置くと、カレシが2本ずつ外へ持って行き、ワタシはカレシが置いていった空ボトルに水を入れる、という流れ作業。けっこう息が合ってるじゃないの、ねえ。

ミニチュア工房のあるレクリエーションルームは東南向きだけど、バルコニーの奥行きが深いので、上階のが日よけの屋根になって直射日光が入らないせいで我が家で一番涼しい。今日はまずキッチンの設備で最後になったアイランドとスツール2個から作業開始。シンクはキットの薄っぺらな銀紙を止めて、少し厚めの銀色のシートに変更。シンクの縁もただの白い紙を止めて同じ銀色のシート。水栓もはと目の口径が大きすぎて、ワイヤを曲げて作る蛇口が安定しないので、宝物の箱をピンセットでかき回して、銀色のビーズと入れ替え。蛇口の口先に小さなビーズを糊付けして、両側にはベースより少し小さい銀色のビーズで水とお湯のハンドル。スツールは赤い布のベースのテンプレートが何と小さ過ぎ(欠陥品だ)。しょうがないから布を貼って、乾いてからハサミでトリム。角材みたいな足は銀紙を貼ったらよけいヘンなので、「木材(S)」の箱にあった古い1/12スケールの階段の手すり子を適度の長さに切って、下の太いところにだけ銀紙。足置きは紙で何ともしょぼいので銅色のワイヤに変更。デザインした人に想像力があるのかないのか知らないけど、広州製のはどれもテキトー過ぎて粗悪品に近いレベル。

これで大きな設備調度品が全部できたので、午後はいつも難問の「電気工事」で、今回ははたと頭を抱える難関。5個のLEDライトはワイヤ付きなのはいいんだけど、どれもキャビネットの裏に置く電池ボックスまで届かない。60センチくらいの予備のワイヤが付いて来たけど、それだけではとっても足りない。そこで、ダイニングとの間の床から突き出しているヘンてこな照明をボツにしてワイヤだけいただき。涼しいからとソファで昼寝を決め込んでいるカレシを尻目に、ほっそいワイヤを切らないように細心の注意を払っての被膜を剥がして、窓の上とキャビネットの下のライトは2ヵ所で切ってつないで熱圧縮チューブで固定して、最後に3個分をひとまとめ。ダイニングテーブルの上のライトのシェードはキットのでは裸電球みたいに見えるので、ボツにしたピンクハウスのをリサイクル。

ダイニングからの配線は長いので、予備のワイヤを利用して陽極と陰極を間違えないようにマーカーで赤と黒に塗り分け。窓の外の壁を伝わせて、キッチンからのワイヤと合わせて、電池ボックスのワイヤに接続。おっかなびっくりスイッチを入れたら、おっ、成功だっ。4個のライトが輝くと温もりが感じられるね。ためしに設備調度品を入れて見たら、何だか郊外のモダンな戸建てというよりは都心のマンションみたいな雰囲気になったような・・・。