リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

不要不急の給付金はくれなくてもいいのに

2020年07月05日 | 日々の風の吹くまま
7月4日(土曜日)。☁☀。朝方にヒーターが入っていたらしい。7月になっても暖房って、ほんとにもうどうなってるんだろうなあ。なぁ~んて、ぐちぐち言っていて、生まれ故郷の釧路では夏になると薪ストーブを焚いていたことを思い出した。冬は石炭ストーブ、夏は薪ストーブで、つまりワタシが子供の頃は1年中ストーブが必要だったんだよね。だって、釧路の夏は午後になると沖の方から塩気を含んでじっとりと重いガス(霧)が押し寄せて来ていて、最高気温が20度で「夏日」、25度は「猛暑」と言う感覚だったな。温暖化が進む前の話だけど。

今日は夕方に山菜きのこ屋のマットがお願いしたものをバンクーバーからの帰りに寄って届けてくれるので、朝一番に代金を送金。当座預金の口座をクレジットカード以外の支払いや年金などの受け取りをする窓口にしているんだけど、送金を確認するのに口座の明細を見たら、あれ、何かヘンな入金があるじゃないの。振込み元は「CANADA FPT」と言う暗号みたいな名前で、金額は2万8千円ほど。何なんだろう。ヘンな詐欺とかじゃないだろうなあとググってみたところでは、どうやら怪しいものではなくて、BC州政府からの「気候変動対策税」の還付金らしい。でも、そういう還付は低所得層が対象で、前年の確定申告に基づいて、世帯収入が一定のラインを超えると徐々に減額されるはずだけど。それでも、2人家庭の満額より8%ほど少ないけど申請しなくても振り込まれたと言うことは、去年はワタシの事業所得がゼロだったせいで世帯収入も納税額も激減したために、受給資格ができちゃったということか。

来週は連邦政府がコロナに絡む出費増の救援と言う名目で老齢年金(OAS)の上乗せ一時金が振り込まれることになっていて、これは1人3万円だから2人合わせて6万円。これも申請が必要な緊急支援対策の給付金(CERB)と違って、OAS受給者全員が自動的にもらえて、しかも非課税。我が家はコロナで生活が苦しくなったわけじゃないないから、くれなくたって文句はないのに、黙っていてもくれるなら税金の払い戻しと思ってもらっておくけど。財政が巨大な赤字になるとわかっているんだから、ばら撒くよりも本当に必要な人たちに回した方がいいと思うんだけど、それだと資格審査だの何だので時間がかかって、「緊急支援」の意味がなくなっちゃうか。

でも、この大変なご時勢にやたらとお金が入って来るのって、何だかヘンな気分。政府からの還付金とOAS一時金だけでも9万円近くなのに、その上に今年予定していたクルーズが2つともキャンセルになって戻って来たのが合わせてざっと500万円。1年以上も前に家計の外に出て行ったものが今さら戻って来ても、行くところも使うあてもないのにどうするのという感じ。まあ、どれも元々は自分の懐から出て行ったお金が出戻って来るだけのことなんだけど、でも・・・。