リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

突然気まぐれで絵を描くことにした

2020年07月29日 | 日々の風の吹くまま
7月28日(火曜日)。☀☀☀。今日はちょっと暑さが緩んだような感じで、朝のうちはダイニングのパティオドアとリビングの南側の窓とキッチンからバルコニーに出るパティオドアを開けておいたら、何だか涼しすぎるくらいに快適。この暑さは木曜日がピークで、その後は晴れても平均的な22、3度にまで下がるそうだから、夏ばての心配はあまりなさそう。何となぁくだらけた気分なのが夏ばてのうちに入らなければの話だけど。

朝ご飯の後の最初の仕事は水汲みリレー。真っ黒なトマトが鈴なりなので、カレシはせっせと水をやって、早く大きくなぁれっ。キッチンのシンクの前に立って「水汲みガール」をやっていたワタシは風通しが良すぎてひんやり。最後のボトルをルーフデッキに出ていたカレシに届けて、室内に戻ったときに目に留まったのがカレシが座っているダイニングチェアのクッション。隅2ヵ所に付いているリボンを椅子の背に結んで固定するよくあるタイプだけど、そのリボンが1本ちぎれてしまっている。よく見たら、窓際に置いてある予備の3脚の椅子のクッションのうち茶色のが2枚ともリボンがちぎれて、詰め物がはみ出していたりするので、急遽3枚ともレクルームに持ち込んで修理。ちょうど5年前に引っ越して来たときにウォルマートで買ったもので、窓際の椅子のクッションは色が褪せた感じ。そろそろ買い替え時かな。でもまあ、とりあえず今日のところは修理だけして、ゆっくり考えようっと。

裁縫仕事が済んだら、ミニチュア第14作目になる「リビングルーム」の箱を開けて、予め白く塗っておく壁や土台を並べてさぁてっと思ったら、何だか急に久しぶりに絵を描きたいような気分になって、工作は一旦停止。パーツの箱の上に絵の具箱をどんっと置いて、イーゼルに置いたまっさらのカンバスを睨んでいたら、ちょうど地平線の向こうに聳えている万年雪のベーカー山のイメージが見えて来たので、よぉし、風景画にしよう。コバルトブルーでカンバス全体を薄く下塗りして、まずは空を塗って、次に山ひだの雪のない部分の色(フタロブルー)で山を描いて、その上に白で雪を被った部分を重ねて、乾いたらまた青を塗り重ねて、さらに白。

ベーカー山はアメリカ側にあって、富士山より500メートル低いんだけど、ひと冬の積雪量で世界記録を持っているというくらいで、夏でも雪が消えることはない。ちょっと下がって眺めて見たら、あら、何となくいい線行ってるじゃないの。ワタシはデッサンやスケッチは昔からわりと苦手なので、カンバス上に思い描いたイメージの一番遠くにあるものから絵の具を置いて行く形で描くけど、まあ、そこは独学の独断の独りよがりの自分流。この先は山裾へ、手前の風景へ、とイメージを重ねて行くことになるんだけど、どんな風に仕上がることやら、出来上がってのお楽しみ。