リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

これがほんとのDIY

2019年10月21日 | 日々の風の吹くまま
10月20日(日曜日)。☂☂☂☂。いやぁ~よぉ~く寝たぁと言うくらいにぐっすり眠って、8時半にカレシに突かれて目が覚めた。今日はどうやら徹底して雨、雨、雨の予感。今週は水曜日、金曜日、土曜日と予定ラッシュなんだけど、あさってくらいに晴れて来るらしいから、まっ、いいか。

作らないうちからほぼ全面改装をすることになったミニチュアキャンピングカーのイメージが固まったので、今日は腰を落ち着けて本格的に作業開始。まずはフローリングにウレタン樹脂をスポンジで軽く塗って、乾くのを待つ間にウォーキング。Varathaneという、どこにでも当たり前にある水性ポリウレタン樹脂の塗料なんだけど、未開封の250mL缶のふたのくすんだ値札にWoodward’sとあって、びっくり仰天。だってこのデパート、26年前に倒産して、創業100年の名前が消滅したんだもの。てことは、この塗料、いったいどんだけ古いんだろう。振ってみたらぽちゃぽちゃ言うけど、ドールハウスを作り始めた頃に買ったとすればゆうに30年を超えた「骨董品」。でも、開けてみたらちっとも劣化していなかったので、またまたびっくり。

改装の目玉は新しいドアと窓。オリジナルの色が気に入らないし、窓枠はどれも本体に嵌ってくれないし、ドアは窓を嵌め込もうとしたら壊れてしまったので、ベッドの上の小窓とスカイライトは枠を塗り替えることにして、後はぜぇ~んぶ作り直し。ドールハウス用に買い集めた古いバルサや松の材料を捨てずに持って来て良かったぁ。ちょうどいいサイズの棒材をきのうのうちに銀色に塗っておいたので、ざっと型紙を作って、窓ごとに(微妙に違う)寸法を測りながら、これも後生大事に持っていたミニチュア用のマイターボックスと鋸で枠を切り出して、斜め継ぎで糊付け。次は窓ガラス(透明シート)をはさんで窓枠に嵌め込むサッシ。キッチンの上下窓だけはオリジナルのサッシを使うことにして、残りはバルサ材の板からナイフでほっそぉ~いスティックを何本か切り出して、窓枠の内側寸法に合うようにサッシ材を切り分け。糊が乾いた窓枠を型枠代わりにして、ピンセットを使って糊付けして、白く塗ったら、うん、見栄えがする感じ。

   

糊が乾くのを待ち、絵の具が乾くのを待ちで、けっこう手間がかかるけど、ミニチュア作りは禅の修業のようなもんなんだから、せっかちな流れ作業にしないのがうまく行くコツの中のコツ。我が工房をちょっと整頓して明日に備えようっと。それにしても、組み立てるだけの完全キットから始めたのが、ひとつ作るたびに自己流の部分が増えて来て、もうまさにこれがほんとのDIY・・・。