リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

多彩な生活習慣を臨機応変に

2019年10月13日 | 日々の風の吹くまま
10月12日(土曜日)。☁☂☁☀。三連休の初日。マニトバ州ではかなりの猛吹雪で停電が相次いでいるらしい。東京に猛烈台風が通り過ぎてやれやれというところだろうけど、北海道はどうなのかな。二百十日も二十日もとうの昔に過ぎているのにね。釧路にいて、台風の成れの果てが通過するということで、ぎりぎりまで東京に戻れるかどうかやきもきしていたのは、去年の先週あたりだったかな。あんがい最初から欠航を決めてくれた方が対処しやすいような気もするけど、でも、欠航が行きの便なら諦めがついても帰りの便だったらそうは行かないかも。

土曜日なので、まずは床掃除。窓を開けなくなったので埃はあまりないけど、モップをかけたらパッドが真っ黒。カレシは鉢物を動かしたり、ワタシはコールドフレームを作ったりで、けっこう頻繁にバルコニーやルーフデッキに出たり入ったりしていたから、さもありなん。室内で履いているスリッパのままで出ては汚れを持ち込むからなんだけど、バルコニーもルーフデッキもコンクリート床で「地面」というものがないから、何となく部屋の延長線上にあるようで、「家の外」と言う感覚がないから、ま、しかたがないかな。戸建ての玄関にはfoyer(玄関ホール)はあっても「外」と「内」を明確に分ける上がり框というものがないから、そこで履物を脱ぐことを意識することがない。それでも、今どきは家の中で靴を履いたままで暮らす人はまずいないと思うけどね。

これが最近のマンションとなると、玄関のドアを開けるとそのまま生活空間。たいていの人はドアの内側にマットなどを敷いて、そこで履物を脱ぐようだけど、急いでいたり、荷物を抱えていたりするときはいわゆる「土足であがる」ことになる。お客の場合は、我が家はどうぞそのままというジェスチャーをするけど、ほとんどの人は靴を脱いでから中まで入って来るかな。設備の検査などで業者から来る人たちは、部屋の中に入らなければならないときはさっ玄関ドアの外の廊下で靴を脱ぐ習慣があるようだけど、昔からずっとそうだったのかどうかはわからない。ルーフデッキに出るような作業のときは、廊下で脱いだ靴を持って入って来て、デッキに出て履いて、作業が終わって中に戻るときにまた脱いで部屋を通り抜けて、廊下に出てから履くという、何とも効率の悪いことになるので、我が家はドアを開けたところで「脱がないでそのまま通っちゃって」。

まあ、きれい好きな人や神経質な人は外を歩いて来た靴を脱がずに部屋の中に入って来ることに抵抗感を持つだろうけど、内廊下のマンションの場合は廊下にカーペットを敷いてあるので、靴の底の汚れはドアを通るころには落ちてしまっているだろうから、それほど衛生的に大きな問題はないんじゃないかな。気になるなら掃除すればいいんだし。お国柄が違えば生活文化が違っていて、その歴史を背景にして生まれて来た生活習慣も違うのはあたりまえで、多様な習慣がかち合うところでは大勢が「良い」と思うものが自然に取り入れられて行くもんだけど、個人のレベルでは何でも「臨機応変」が一番だと思うね。