リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冬の到来に備えてコールドフレームを作ろう

2019年10月08日 | 日々の風の吹くまま
10月7日(月曜日)。☂☂☁。日の出がどんどん7時半に近づいているから薄暗くて当たり前なんだけど、雨が降っていると何とも暗くて気が滅入りそう。来年あたり今の「夏時間」が通年の「標準時間」になったら、真冬の日の出は9時過ぎになって、まだ真っ暗な中を出勤するわけで、じめじめした雨期と重なって気分的に鬱陶しいだろうな。特に月曜日の朝なんか急性の季節性うつ病になっちゃいそう。

ほぼぐるっと窓壁に囲まれた金魚鉢の我が家でも、照明を点けている時間が長くなって、さらに暖房も1日中入るようになるから、必然的に電気料金が増える。それも「ぴょん」どころか「どどぉ~ん」と跳ね上がる感じ。電気料金は2ヵ月単位で請求が来るんだけど、真夏と真冬では金額が極端に違う。旧居では変則的な生活パターンで季節を問わず1日中照明を点けていたし、夏はクーラーをかけていたから、高性能の省エネ暖房だった冬と比べてもあまり差がなかったけど、今は真夏は照明のいらない時間が長い上に冷房がないので月あたり7千円弱なのが、真冬には窓壁の断熱性が低いのと電気の暖房システムが非効率なおかげで月3万円近くまで跳ね上がって目が点どころか飛び出してしまう。

午後、よぉしっと仮想的に腕まくりして、ロッカーに置いてある細い角材の束から5本だけ引き出して来て、コールドフレーム作りに着手。頭の中に組立て図ができているので作業はいたって単純。角材をミニチュア用の鋸で所定の長さに切っておいて、「箱」の側面になる2枚のプレキシガラスの縁にドリルで慎重に穴を開けて、外側の枠をねじで固定。必要なら解体できるように、前と後ろの板は2本の角材の間に挟んで取り付けるので、組み立てるときに内側の枠を固定できるようにねじ穴だけ3つずつ開けておいて、後はふたを支える桟の位置にもねじ穴3つずつ。ドリルを2、3秒回してはビットに絡みつく削りくずを取り除きながらの作業なので、腰を曲げたり屈み込んだりで、ああ、背中が痛い。大工仕事はお手のもののはずだけど、やっぱり年を感じちゃうな。

ふたは上に載せるので、カレシが楽に持ち上げて開閉できるように、明日引き出し用の引き手を2つ買って来ることにして、今日の作業はおしまい。説明をイメージ化するのが苦手のカレシに実際の形と大きさを見せるために4面(1枚は未使用品でまだ青い保護シート付き)を立てかけて披露。だいたいで幅120センチ、奥行き53センチ、高さ70センチあるから、背丈のある鉢物も入りそう。これで冬の間プチアトリエを占拠されなくて済むから、ワタシもばんざぁ~い。