リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

よろずやハンディウーマンのステルス工法

2019年10月05日 | 日々の風の吹くまま
10月4日(金曜日)。☁☂☁。あぁ~あ、もう金曜日。なのにまだしょぼぉ~い天気。日光に当たらないとビタミンDが不足するし、幸せホルモンのセロトニンの分泌が減って、そうなると夜にメラトニンが不足してぐっすり眠れなくなって、体に良くないだけじゃなくて、メンタルもイライラ、もやもや、うつうつになると言う話。そっか、10年もあまり日に当たらない生活をしていたら燃え尽き、うつ病は当然の成り行きだったんだと納得。その後カレシがリタイアしてからの15年間も昼夜が半ば逆転していて、規則正しかったからそれほど弊害を感じなかっただけの話で、たぶん心身の健康は少しずつ蝕まれていたんじゃないかな。心機一転で目の高さから上はぐるりと遮るもののない大空という環境に住み替えたときの強烈な解放感は忘れられないな。生き物は日の光から命をもらうようにできているんだるな、やっぱり。

朝ご飯のシリアルはいつのもバナナの他にバルコニーでいつの間にか熟していたイチゴを2個ずつ。手入れをしていないもので、ときたま葉っぱの下に赤くなっているのが見つかる程度。それでもやっぱりイチゴらしい甘酸っぱさ。こうやってがんばって実を付けているんだから、来年こそは植え替えてもらいたいよね。ご飯が済んだら、壁のArts Clubのポスターを全部外して、新しいのを含めてアレンジのし直し。大きな『メリーポピンズ』以外はスポンサーになった作品。リビングにもう1枚とオークションで射止めた『Avenue Q』の大きなポスターがあって、色あいがオレンジ色の壁にぴったりだったので初めからこの場所。シーズンごとに1作選べて、今回のが7作目。

脚立を出して来て、上がったり降りたりしながら、1枚ずつ位置決めしてはウォールハンガーの釘を金づちの頭で押し込む作業。石膏ボードは柔らかいので、釘を叩かずに押して差し込む「ステルス工法」なら、トントン、カンカンと他の部屋まで響かせないし、金づちで指を叩いて痛い思いをしないで済むから楽々。棚を吊るのも釘は一切使わずにねじ回し1本でやるので、一緒にいるカレシも気づかないことがあるくらいで、今日もオフィスのすぐ外でやっているのに、終わった頃にのこのこと出て来て「え?もうやってたのか」。え?もう終わっちゃったよ。ついでに来シーズンから先のポスター用に空けたスペースにワタシの絵(『夜景Ⅰ』と『夜景Ⅱ』)をかけちゃった。

   

さて、夜の気温が急に下がって来たので、あしたはいよいよ地下のロッカーから1インチ角材の束を出して来て、冬の間に外のバルコニーで鉢物を入れておく「コールドフレーム」を組み立てなくちゃ。うん、よろずやハンディウーマン、健在なりってところかな。