リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

もめなくてもすんなり行かないのが遺産の処理

2018年08月15日 | 日々の風の吹くまま
8月14日(火曜日)。煙っぽいけど一応は晴れ。大気の質を示すAQHIは高リスクの「8」。
悪すぎるなあ、これ。晴れているはずなのに空気はかすんじゃって、上流側のポートマン橋
も下流側のアレックスフレーザー橋も足元のパタロ橋も見えないし、川向こうのサレーなん
かまるで存在しないような感じ。こんなのが年中行事になっては困るんだけど、終の内陸だ
けじゃなくて、南のアメリカ側の森林火災の煙も流れて来ているそうで、何か挟み撃ちと言う
か、包囲されていると言うか・・・。

きのうぽこっと仕事が飛び込んで来て、今日は朝から作業ファイルの算段。Excelは文書
処理には向いていないんだけど、マーケティングの案件だから、原稿は画像がてんこ盛りで、
おまけに翻訳の便宜を図るようには設定されていないので、翻訳対象部分だけをコピーし
て、Wordにまとめて作業。作業用ファイルができたら、早めのランチを済ませて、ママの遺
産整理についてジムに会いに行くカレシにナビゲーター役で同行。ひとりで行くんだと思っ
ていたら、うっかり標識を見落としたりして横道に逸れて、銀行との予約の時間に遅れると
困るからなんだそうな。はいはい・・・。

ママの口座と貸金庫がある銀行支店に行って、奥のオフィスで担当者と話している間、ワタ
シは隅に座って「壁に止まったハエ」。検認を回避するように全てをジムと共同名義にして
あったはずなのに、預金口座ひとつが名義がママだけになっているので検認が必要と言う
話になって「話が違う」。どうも共同名義だった定期が満期になったときに何かの行き違い
があったのではないかと言うことで、事情を勘案して検認を要求する権利を放棄することは
できるけど、ママの遺言書の日付が古いのと金額が権利放棄の限度額を大きく超えると言
うことで、遺産処理担当の部署を通してさらに上層部の判断を仰ぐために今日は保留・・・。

でも、遺言書が古いのは書き換えを必要とするような事件がまったく起きなかったからだし、
ママは一人っ子だったから遺言書で指名した3人の息子の他に直系の相続人はいないん
だけど、銀行としては、問題の口座に残っている金額がちょっと大きいから、検認要求を放
棄した後で内容の違う新しい遺言書が見つかったり、誰かが相続権を主張して訴え出たり
した場合に損失を被るリスクを回避したいのはわからなくもないし、まあ、銀行の判断しだい
というところかな。それにしてもねえ・・・。