リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世の中にも潮目があるのかな

2016年05月31日 | 日々の風の吹くまま
少し雲が広がって来たけど、まだ夏っぽい。カレシを英語教室に送り出して、コーヒーを飲
み干したら、さぁてっと・・・まずは家事かな、やっぱり。窓を全部開け放して空気の総入れ替
え。深呼吸をして、禅僧になった気分でていねいに床を掃いてから、気合を入れてモップか
け。昼ごろに急にピッツァを食べたくなったので、オーブンを温めておいて、道路向かいの
Buy-Low Foodsへ冷凍ピッツァを買いにひとっ走り。帰って来て箱から出したピッツァをち
ょうど設定温度になっていたオーブンにポン。ちょっとばかり便利すぎ・・・。

仕事がなくて暇なときは窓際に立って視界に入って来る世界を漫然と見るのもまた楽しから
ずやだけど、漫然と見ていてもなぜかヘンなことに気づいてしまうのがワタシの癖。何となく
下の道路を見ていたら、何か赤い車が多い。けっこう長いこと白やシルバーが中心だった
のに、目の覚めるような赤からくすんだ赤まで、あちこちに赤い車。色の好みが変わって来
たのかな。女性のスカートの長さの変化が景気の動向を反映すると言われるけど、車の色
の変化も何かが変わる前兆なのかな。世の中がアップビートになって来たのか、それとも暗
すぎるから真っ赤な車で元気を出そうと言うのか・・・。

カナダの銀行ビッグファイブ第3位のスコシア銀行がバンクーバーとトロントで住宅ローンを
「貸し渋る」ことにしたというニュースも、長く続き過ぎた不動産バブルに何らかの変化が現
れる前兆になるのかな。価格暴騰でリスクが大きくなり過ぎたということらしいけど、ほんと
に中国マネーがバブルを膨らませているんだったら、地元の人たちがローンを組みにくくな
るだけであまり影響はないかもしれないし、そうでないとしたらバブルが弾けるときが来るの
かもしれない。どっちだろうな。今日はエレベーターに乗り合わせた不動産エージェントに
「どんどん値上がりしてますよ」と言われたんだけど・・・。

カナダでは全国の勤労世代のカップルの70%が共働きなんだそうで、40年前に比べると
2倍に増えたという話。おかげで大都市では保育所が足りなくて、バンクーバーなんかあっ
ても子供ひとりの保育費が月20万円もするらしい。子供を持つことは2つ目のローンを組
むようなものだそうで、若いカップルは子供を持つことをためらい、老後の備えなどは考える
ことすらできないとか。窓の外に見える風景はのどかだけど、世の中には大きな潮目ができ
ているのかな。