リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雨にも負けず、賑やかにパレード

2016年05月28日 | 日々の風の吹くまま
やっぱり雨。ニューウェストミンスター最大のパレード(Hyack International Parade)の日だ
と言うのに、久しぶりの本格的な雨で、おまけに気温もひと桁。それでも少し遅く始めた掃
除が終わる頃にドンドコと楽隊の音が聞こえて来たので、モップを放り出してバルコニーに
出たら、先頭の赤い制服の軍楽隊が通って行くところ。パレードの進行方向クィーンズアベ
ニューの角にあるのがカナダ軍第39旅団の歩兵師団に所属する王立ニューウェストミンス
ター連隊の本部(と博物館)で、我が家から緑色の屋根が見える。(連隊総司令官はイギリ
ス軍少将のウェストミンスター公爵だそうな。)

雨のせいで見物する人はみんな庇の下で寒そうに雨宿りをしながら見ていたけど、歩道の
縁に椅子を並べて、傘を差して見ている家族連れがいたからすごい。軍楽隊の後は警察や
消防署、学校、市民団体のマーチングバンドや小さいけどきれいに飾り付けられたフロート
が続いて、雨なんか何のその、寒さをもろともせず、ドンチャカ、ブンチャカと賑やかに延々
と1時間あまり。連隊の砲車がときどきドンッ!と大砲を鳴らし、大人数のブラスバンドを先
導する旗手たちは旗が濡れて振りにくそうだったけど、堂々の行進。バグパイプは雨のせ
いかよけいに哀愁を帯びた音色。次々と行進して行くのを、寒さに震えながらバルコニーか
ら見物・・・。

     
     先頭の軍楽隊
     
     号砲一発!
     
     旗が濡れて重そう
     
     でも堂々と・・・
     
     おそろいの雨合羽で
     
     これしきの雨で
     
     雨に濡れたバグパイプの音色は・・・
     
     しんがりのドラムバンド

みんなこの日のために練習して、飾り付けをして、準備をして来たんだろうな。悪天候で残
念だったけど、来年のパレードが楽しみ。天気に関係なく我が家から見物できたのはうれし
いけど、あまりにも寒くて、パレードが終わる頃には顔に寒冷じんま疹が出て来てしまった
ので、最後は雨に濡れた窓を通して見物。家の中はヒーターが入っているし、これで来週は
もう6月なんて信じられない。天気予報はまた「夏」が来ると言ってるけど、ほんとに・・・?