リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

義家族は人種混成の拡大家族

2016年05月21日 | 日々の風の吹くまま
三連休初日の土曜日。ビクトリアデイの三連休は伝統的に「非公式な夏の始まり」と言うこ
とになっている。長い雨期が終わって気温も上がるので、特に郊外では家庭菜園や花壇の
土や肥料、花や野菜の苗を買い求める人たちで園芸センターが大賑わい。世界のどこでも
人間というのは特定の日に「今日から○○!」とみんなで一斉に盛り上がりたがるものらし
い。だからどこの国のカレンダーにもいろんな「日」があって、社会が賑わい、ビジネスが潤
うんだろうな。

朝食の後はいつものようにまじめ掃除。ていねいに掃いて、掃除機でごみを取って、念入り
にモップをかける。床掃除は言うなれば座禅ならぬ立ち禅かな。午後は明日の夕方が期限
の仕事を片付けて、カレシのスカイプレッスンが終わるのを待って、メープルリッジへ。いつ
もどこかで道を間違えるので、今日は念入りに道路地図を見て、道順を頭に入れておいた。
長い間いつも工事中だった部分もやっと整備されて標識がわかりやすくなった。昔はうっか
りポートマン橋を渡ってしまったもんだけど、架け替えて有料になった今それをやったらタイ
ヘン。

迷子にならずに30分ほどでマリルーとロバートの家に着いて、総勢17人のバーベキュー
パーティ。料理役は甥のビルとロバートの娘婿のショーン。どっちも「アラカン」になってめっ
きり白髪が増えた。21歳の姪孫のテイラーが連れて来た新しい恋人はなかなかの好青年。
弟ジムとマリルーの娘婿ロブはマスターズ水泳40-44才のクラスで国際水泳連盟のラン
キングに入っていて、姪のセーラ(妻)は「もうトロフィーやメダルの置き場がないの」。甥孫
のエイダンも水泳選手を目指してパパのロブと一緒に毎日「朝連」中。ドナ(ジムのガールフ
レンド)は来月からマリルーの家の「離れ」に間借りする予定・・・。

家族のひとりが離婚した結果、カレシママの「来るものは拒まず」主義のおかげで、元夫婦
それぞれの新しい配偶者とその子供世代が加わって、ヨーロッパ、インド、アフリカ、アジア
の「混成拡大家族」になったけど、みんな仲良し。「義家族」という感覚はとっくの昔に忘れら
れた感じで、わいわいがやがやと100デシベル級の賑やかさ。こんなにいい家族に受け入
れてもらえて、こうしてみんなと一緒になって騒いでいられるワタシはほんっとにラッキー。
帰り道では高速の最後の出口を(また)見落として遠回りしてしまったけど、今日は目一杯
遊んだ!