ふるさと納税は年2件、過疎に苦しむ町に1万円づつを寄付することにしている。1件目は北海道根室市で、コロナ騒動で海産物が売れなくて困っているというメールが来たので、ささやかだけど協力することにした。そして、2件目に選んだのが新潟県阿賀町である。
阿賀町は阿賀野川流域の町で、西会津町の隣にある。江戸時代までは会津藩だった。地図を見ると、川と山で集落が分断されており、いかにも暮らしにくそうだ。かつて4万人いた人口も1万人まで減少し、平均年齢も55歳と高い。高速道路も鉄道も通っているのに、都市として発展していく姿が想像できない町である。只見川流域の奥会津の町と状況が似ており、以前から気になっていた。
返礼品は奥阿賀産コシヒカリ7kg(3.5kgが2袋)。奥阿賀米を紹介する小冊子が添付されていた。それによると、阿賀町の米はJALの機内食にも採用されており、生産量が少ないため業界では幻のお米と言われているとのこと。食べるのがとても楽しみだ。
ちなみに、奥阿賀とは阿賀町のどの辺りをいうのか調べていたら、どうやら町全体が奥阿賀と呼ばれているらしい。
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