徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

往生際の悪い奴

2020年11月10日 | 日記・エッセイ・コラム

大接戦の米大統領選は民主党のバイデンが勝った。来年の大統領就任時点では78歳になる。4年後は82歳だから、1期だけの大統領だろう。この難局をこんな老人で乗り切れるのだろうか。

バイデンの政策は新味に乏しく、耳障りのいいことばかり並べているように見える。かつて、カーターの2期目の大統領選挙のとき、ABCという言葉が使われた。「Anybody But Carter(カーター以外なら誰でもいい)」という意味だ。今回の選挙も同じで、トランプの信任選挙みたいなものだから、政策はどうでもいいのかもしれない。

トランプは負けを認めず、法定闘争を画策しているらしい。往生際の悪い奴だ。そもそもが大統領の器ではない。視野がせまく、思い込みが激しい。いたるところで対立を生み、同盟国からも嫌われ、お友達といえるのは安倍元総理ぐらいだった。選挙戦でも「バイデンはバカ」を繰り返し、人品骨柄の卑しいことここに尽きるという印象だった。こんな男が「核のボタン」を握っていたのかと思うとゾッとする。

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