3月9日から始まったWBC予選プールBは、日本が4戦全勝の首位で通過。3月16日の準々決勝では、予選プールA2位のイタリアと対戦することになった。
初戦の中国戦は大谷翔平が先発し8-1、2戦目の韓国戦はダルビッシュ有が先発し13-4、3戦目のチェコ戦は佐々木朗希が先発し10-2、そして最後のオーストラリア戦は山本由伸が先発して7-1、といずれも大勝だった。しかし、何か物足りない。相手チームは4ボール、押出を連発して草野球並みだし、そんな相手に先制点を取られたり、残塁の山を築く有様。大谷、ダルビッシュ、佐々木の三振ショーも見れず、3冠王村上も打てない。先発メンバーもオーダーもほぼ同じで、選手交代も少ない。成り行き任せで、戦略がないようなかんじだ。
準々決勝の相手イタリアは、野球強国のイメージはないが、実は大リーガーが7名もいるらしい。簡単な相手ではなさそうだ。選手の状態や相手チームの特徴をよく分析して戦略をたてないと危ない。
今回のWBC関連の報道を見ていて印象的だったのはダルビッシュの人望だ。後輩に気さくに接し、先輩への敬意も忘れない。報道陣やファンにも真摯に対応している。気難しかったイチローとは大違いだ。また、佐々木朗希も好青年だ。デッドボールを与えてしまったチェコの選手に大量お菓子を持って宿泊先まで謝罪に出向いたらしい。
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