徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

あれから4年 見えてきたこの国のさもしさ

2015年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

4年がたった。
見えてきたのは、遅々として進まない被災地の復興と制御不能に陥った福島原発の惨状である。
被災者の生活再建よりも土木工事、原発の廃炉処理よりも再稼働。
あれほどの大惨事からも、この国は何も学ぼうとしない。
これ以上の悲劇はない。

被災地支援は、使途不明の寄付よりは、観光や物産の購入の方が賢明だ。
遠方なので観光はなかなか難しいが、物産の購入さらばすぐできる。
松阪屋上野店では、昨年に続き、「がんばろう東北  東北物産展」が開催されている。
期間は3月11日(水)から17(火)までの1週間である。
2015-03-11 12
雰囲気は昨年と同じ、出店内容もあまり変わらない。
ただ、昨年と違い、復興支援という雰囲気を感じない。
秋田や青森など、被災地と関係ない店が増えたせいかもしれない。
また、飲食ブースがなくなり、ご当地弁当の販売が多くなった。
スーパーの東北物産展並みになってしまった印象だ。

購入したのは、
福島県会津若松市「田季野」のわっぱ飯。
福島県喜多方市「喜多の郷」の喜多方ラーメンバーガー。
青森県青森市「寅次郎商店」の鶏ごぼう津軽揚げ、餃子津軽あげ。

これでは、被災地支援にならないので、もう一品。
宮城県女川町「岡清」のとろサンマ、とろイワシ、とろサバ。

来年は三陸からの出店を増やして欲しいものだ。

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