岩国まで鉄路で５時間半、さらにバスに乗り換え２０分、ようやく錦帯橋バスセンターに到着。
さすがに関東からだと遠い。バスを降りると目の前には大きな川、せかされるように川岸に立てば、錦帯橋の優雅な姿が目に飛び込んでくる。ささやかに感動。
何枚も写真をとってから河原に移動。今度は下から写真を撮りまくる。何枚撮っても大して変わり映えしないので、そのうち飽きてきた。おまけに、後ろを振り向けば下品な露店が立ち並ぶ。優雅な情景が台無しだ。
橋の通行は有料。対岸のロープウェイの乗車券と岩国城の入場券がセットになって９３０円、ちょっと高い。ロープウェイの先に何があるかといえば何もない。錦帯橋を上から見れるというだけ。それにしては遠すぎると思ったら、有料の双眼鏡が備え付けられていた。
そこから３００ｍ歩くと岩国城がある。最近再建したコンクリート城。結局ここも錦帯橋の展望台。観光資源が橋しかないというのは厳しいものがある。
山はすでに秋の気配、日差しも穏やか。しかし、ここは水辺。とにかく蒸し暑
い。それでも、ゆったりした空気感は嫌いじゃない。あの見苦しい露店さえな
ければ・・・
