さて、宮城谷昌光の「戦国名臣伝」を読むために、一年以上も遡って、オール読物を読んでいるが、戦国名臣伝だけを読もうとしているのに、ついつい目移りしてしてしまう。
というわけで、何を読んだかというと・・・
「孫文の女」西木正明
またしても、西木作品を読んでしまった。
物語は、あの「孫文」が日本滞在中に「愛した」というか「手をつけた」女二人を描いている。
大隈重信、犬養毅やら登場し、宮崎滔天が狂言回し的役割をしている。
この時代の物語は割と少ないので、どうしても興味を持ってしまうのである。
「花に背いて帰らん -直江山城守兼続-」<家老列伝>中村彰彦
上杉景勝を支えた、直江山城守の物語である。
ときに主君を凌ぐようなカンジで、あまり私的には好みの士ではないのだが、それはそれ、ナカナカ面白く読んだ。
ずっと、自分の考えを通し続けて、最後の最後の賭けである、関ヶ原の時に、景勝が軍を引く決断をする。
という、劇的なところがいい・・・のだが、私的には、直江山城も同意のうえでのというか主導したかもしれない撤退ではないか、と勘ぐっている。
こういう対立のあとでも、主従の関係は変わらない。
もしかすると、石田三成が負けることを、すでに知っていたのではないか・・・なんてね。
そして、肝心の「戦国名臣伝」は
2004年4月号 越の范蠡(はんれい)
2004年5月号 魏の呉起(呉子)
2004年6月号 斉の孫臏(そんびん)
2004年7月号 秦の商鞅(しょうおう)
2004年8月号 燕の蘇秦(そしん)
2004年9月号 秦の魏冄(ぎぜん)
まで、読了
今週末は「神尾一馬シリーズ」が待っている。
というわけで、何を読んだかというと・・・
「孫文の女」西木正明
またしても、西木作品を読んでしまった。
物語は、あの「孫文」が日本滞在中に「愛した」というか「手をつけた」女二人を描いている。
大隈重信、犬養毅やら登場し、宮崎滔天が狂言回し的役割をしている。
この時代の物語は割と少ないので、どうしても興味を持ってしまうのである。
「花に背いて帰らん -直江山城守兼続-」<家老列伝>中村彰彦
上杉景勝を支えた、直江山城守の物語である。
ときに主君を凌ぐようなカンジで、あまり私的には好みの士ではないのだが、それはそれ、ナカナカ面白く読んだ。
ずっと、自分の考えを通し続けて、最後の最後の賭けである、関ヶ原の時に、景勝が軍を引く決断をする。
という、劇的なところがいい・・・のだが、私的には、直江山城も同意のうえでのというか主導したかもしれない撤退ではないか、と勘ぐっている。
こういう対立のあとでも、主従の関係は変わらない。
もしかすると、石田三成が負けることを、すでに知っていたのではないか・・・なんてね。
そして、肝心の「戦国名臣伝」は
2004年4月号 越の范蠡(はんれい)
2004年5月号 魏の呉起(呉子)
2004年6月号 斉の孫臏(そんびん)
2004年7月号 秦の商鞅(しょうおう)
2004年8月号 燕の蘇秦(そしん)
2004年9月号 秦の魏冄(ぎぜん)
まで、読了
今週末は「神尾一馬シリーズ」が待っている。
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