1960年代は若干苦手の私です。
1.雨のバラード/スウィング・ウェスト 1968年5月
スウィング・ウェストの歌、というより湯原昌幸の歌といったほうがピッタリくる。
湯原昌幸が歌ってヒットしたのは1971年ということである。
だからGS系というよりは歌謡曲というのカンジで聞いていたと思う。
すごくいい曲という感覚ではないが、なんだか忘れられないというか気になる曲である。
スウィング・ウェスト版は、湯原昌幸の声が若く「軽い」感じで、それはそれでいい。
2.野バラ咲く路/市川染五郎 1967年3月
このときの市川染五郎は今の松本幸四郎である。
現・市川染五郎や松たか子の父、中村吉右衛門の兄である。
歌舞伎役者でミュージカルにも出て、作詞作曲をして歌ってヒットするという、なんだかすごい人だなあと思ったのであった。(当時11歳であった)
出だしの
♪ 野バラ咲いている ♪
の部分が早口のようで、当時としては新鮮であった。
よく遊びに行っていた家にこのレコードがありよく聞いていた思い出がある。
今聞くと、わりと粘っこく歌っていて「アレ?」なんて思ったりしたのである。
3.からっぽの世界/ジャックス 1968年10月
一度聴いてみたかった曲であるが、とうとうこの年になってはじめて聞いた。
「早川義夫」ってすごい人なんだという噂は、彼が音楽活動をやめて、そのあと「サルビアの花」という歌が流行した頃、田舎のほうにも流れてきたのだが、どんな風にすごいのかよくわからなかった。
で、今回聞いた感想であるが、たぶん、若いときに聞いていても惹かれはしなかっただろう、である。
これは、詞・曲ともに前衛すぎて「いい」とは思えないのである。
4.禁じられた恋/森山良子 1969年3月
森山良子というと「優等生」というイメージが強くて、どちらかといえば苦手である。
この歌は、どちらかというとドロドロした詞であるが、それをきれいな声で歌われると、本当は禁じられているのではないのでないか?とか、ゆるい「禁じられる」ではないか、なんて思ったりするのである。
こんなことを考えるのも、単純に森山良子が「苦手」であるからに違いない。
5.いつまでもいつまでも/ザ・サベージ 1966年7月
この歌はよく歌った。
さわやかでいいですよね。
さわやかというのはどちらかといえば表面的で、表面的ゆえにいいなあと思えるものがあったりするのだね。
今思えば
♪ そよ風が僕にくれた 可愛いこの恋 ♪
というのはなんだか恥ずかしいねえ。
6.さすらい人の子守唄/はしだのりひことシューベルツ 1969年6月
「風」の次の歌だということに、驚いている。
もっと古い、シュベールツではないと思っていた。
解説を読むと、風とこの歌の連続ヒットでシューベルツは『ポップかつ洗練されたサウンドを確立した』となっている。
どうも私の勘違いだったらしい。
シューベルツの中で最もかっこよかったベースの井上博が急死してシューベルツは解散したが、はしだのりひこもこれからというときに残念だろうなあ、と当時思った。
洗練されたサウンド、というのはよくわかるが、はしだの粘っこい歌い方というのも、どことなくひきつけられるところがあったが、今聞くとそうでもなかったりする。
どうしてなんだろう?
やっぱり「歳月」というものなんだろうか。
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1.雨のバラード/スウィング・ウェスト 1968年5月
スウィング・ウェストの歌、というより湯原昌幸の歌といったほうがピッタリくる。
湯原昌幸が歌ってヒットしたのは1971年ということである。
だからGS系というよりは歌謡曲というのカンジで聞いていたと思う。
すごくいい曲という感覚ではないが、なんだか忘れられないというか気になる曲である。
スウィング・ウェスト版は、湯原昌幸の声が若く「軽い」感じで、それはそれでいい。
2.野バラ咲く路/市川染五郎 1967年3月
このときの市川染五郎は今の松本幸四郎である。
現・市川染五郎や松たか子の父、中村吉右衛門の兄である。
歌舞伎役者でミュージカルにも出て、作詞作曲をして歌ってヒットするという、なんだかすごい人だなあと思ったのであった。(当時11歳であった)
出だしの
♪ 野バラ咲いている ♪
の部分が早口のようで、当時としては新鮮であった。
よく遊びに行っていた家にこのレコードがありよく聞いていた思い出がある。
今聞くと、わりと粘っこく歌っていて「アレ?」なんて思ったりしたのである。
3.からっぽの世界/ジャックス 1968年10月
一度聴いてみたかった曲であるが、とうとうこの年になってはじめて聞いた。
「早川義夫」ってすごい人なんだという噂は、彼が音楽活動をやめて、そのあと「サルビアの花」という歌が流行した頃、田舎のほうにも流れてきたのだが、どんな風にすごいのかよくわからなかった。
で、今回聞いた感想であるが、たぶん、若いときに聞いていても惹かれはしなかっただろう、である。
これは、詞・曲ともに前衛すぎて「いい」とは思えないのである。
4.禁じられた恋/森山良子 1969年3月
森山良子というと「優等生」というイメージが強くて、どちらかといえば苦手である。
この歌は、どちらかというとドロドロした詞であるが、それをきれいな声で歌われると、本当は禁じられているのではないのでないか?とか、ゆるい「禁じられる」ではないか、なんて思ったりするのである。
こんなことを考えるのも、単純に森山良子が「苦手」であるからに違いない。
5.いつまでもいつまでも/ザ・サベージ 1966年7月
この歌はよく歌った。
さわやかでいいですよね。
さわやかというのはどちらかといえば表面的で、表面的ゆえにいいなあと思えるものがあったりするのだね。
今思えば
♪ そよ風が僕にくれた 可愛いこの恋 ♪
というのはなんだか恥ずかしいねえ。
6.さすらい人の子守唄/はしだのりひことシューベルツ 1969年6月
「風」の次の歌だということに、驚いている。
もっと古い、シュベールツではないと思っていた。
解説を読むと、風とこの歌の連続ヒットでシューベルツは『ポップかつ洗練されたサウンドを確立した』となっている。
どうも私の勘違いだったらしい。
シューベルツの中で最もかっこよかったベースの井上博が急死してシューベルツは解散したが、はしだのりひこもこれからというときに残念だろうなあ、と当時思った。
洗練されたサウンド、というのはよくわかるが、はしだの粘っこい歌い方というのも、どことなくひきつけられるところがあったが、今聞くとそうでもなかったりする。
どうしてなんだろう?
やっぱり「歳月」というものなんだろうか。
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