読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

雛かざり

2015-02-14 18:05:05 | 日々雑感
毎年恒例になっている、雛まつり用の雛かざりをおこなった。

初めて飾ったのが、長女の生まれた翌年であるから、昭和60年(1985年)である。
したがって、今年飾ると、30回目である。

飾り続けて30年、しかし、長女も次女もまだ嫁いでいない。

どういうことか?
ということは、あえて問わない。まあそういう状況なのだから仕方ないんだろう、と思う。



今から30年前に作られた雛人形だと思う。

実は、最初の頃は、雛人形ってほぼ同じ顔なんだろうと思っていた。

しかし、近年いろいろな雛人形を観る機会があった。
つまり、この頃は雛人形を公開するところが多くなって、割と容易にみることができるので、機会に恵まれるとみている。
で、気が付いたのであるが、全部顔が違うのである。
まあ「やっぱり」というべきなのであろうが、こんなにも違うのか、という思いもある。

時代時代によって顔が違う。
同じメーカーで同じ時期に造られたものでも違う。

そして、我が家のお雛様は、割と淡麗美形である。
と、身びいきながら思っている。



だからどうした?
という声が聞こえる。
そう、だからどうだってこともないのだが、そう思った、ということなのである。

この雛人形は3月3日まで飾ることになる。

嫁に行くかどうかは別として、娘たちの幸福を祈っている、つもりで、飾り毎日見ていようと思う。

追伸
今、宮城谷昌光の「三国志」第3巻、酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」第3部、塩見七海「ローマ亡き後の地中海世界」第1巻、そして増田寛也編著「地方消滅」を、その時の気分で読んでいる。我ながらムチャクチャだと思う。


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