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読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

金田一耕助シリーズ5作品一挙放映 wowow

2015-03-05 22:49:04 | 観た、聴いた
wowowで、金田一耕助シリーズを放映するという予告見て、どうしようか、と思っていたのであるが、月曜日に「犬神家の一族」を見てしまってから、とうとう5日間、なんだかやと思いながら見てしまった。

というものの「犬神家」は全部見たが、月曜日の「悪魔の手毬唄」は30分くらい経ってから見たし、火曜日の「獄門島」は1時間経過したのち、水曜日の「女王蜂」は1時間30分経過してからだった。

そして今日の「病院坂の首縊りの家」は最初から、覚悟を決めて、見る気満々で、見ている。

このシリーズ特徴は、豪華出演者、特に女優がすごいこと。そして、これまでの日本ではあまりなかった犯人役が主演級、というか、大女優であること。

シリーズも3作くらいになると、誰が犯人役を演じるのか?ということが、重要なことになっていった。

ネタバレ、というか、もうすでに多くの人が知っていることだから許されると思うのだが「犬神家」では高峰三枝子、「悪魔の」では岸恵子、「獄門島」では司葉子。
いやあ、犯人役がこんなに美しく撮られているなんて、というのは、当時の私の心底からの感想である。

そして、女王蜂では、高峰三枝子、岸恵子、司葉子とシリーズのヒロインが共演したのであるから、更にスゴイ、のであるが、私はあまりこの作品は好きではありません。

豪華出演陣、というのは、脇役に登場する、草笛光子、三木のり平、大滝秀治、白石加代子、加藤武など名優のことでもあり、私的には、坂口良子、萩尾みどりなども今見ると懐かしい。

さて、本日の「病院坂」がこのシリーズの中でも最も気に入っている、というか、気になる作品である。

その要因は桜田淳子が出演しているからである。
当時、私は、桜田淳子ファンであったので、ものすごく心配してみたものであった。というかドキドキしてみていた。

というのは、前作の「女王蜂」で、鳴り物入りでデビューした中井貴恵が、仕方ないといえ仕方ないのであるが、豪華女優陣に囲まれてまったく存在感を出せないでいたからである。更に、やっぱり演技が下手だった。

なので、物語のスジよりも、桜田淳子はどうか?という視点でこの「病院坂」を観ていたのであった。
その後も、この映画を見ると、どうしてもそっちのほうに行ってしまう。
佐久間良子があんなに奇麗なのに・・・

桜田淳子も、恵まれていたといえば恵まれていた。中井貴恵のようにものすごい女優たちに囲まれていたわけではないので。

というわけで、今回はその当時の興奮からは相当に冷静になってみたのであるが、やっぱり芝居はあまりうまくないね。だから、一人二役でエキセントリックなほうを演じていた時のほうがいいね。押さえた性格の女の子の場合は、チョットネ、だったかな。

まあ、それでも、なんといいますか、映画って、女優を綺麗に美しく表現しますね。
そんなことを、感じた5日間でした。

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