読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

蛍坂 北森鴻 講談社文庫

2009-10-09 21:51:17 | 読んだ
北森鴻の「香菜里屋」シリーズ第3弾である。

第3弾といったって文庫でだされたのが2007年である。それほど新しいものではない。

さて「香菜里屋」とは、東急田園都市線の三軒茶屋駅から路地を縫うように歩くこと5分あまりのところにある、ビアバーである。
アルコール度数の違う4種類のビールがある。一番アルコール度数の高いものは「ロック」で飲むのである。

これだけでも行ってみたい店ではないか。

加えてこの店のマスター・工藤哲也が作る料理が抜群なのである。
客はメニューを見ずに、マスターに任せておけばおいしいものが食べられるのである。

毎日でも行きたい店ではないか。

更に、工藤は客が持ち込む不思議な話を解決してくれるのである。

常連の客になりたい店ではないか。

というわけで、第3弾は
「蛍坂」
「猫に恩返し」
「雪待人」
「双貌」
「孤拳」
の5編が収められている。

ゼヒとお勧めしたい物語である。

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