読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

大晦日に

2005-12-31 20:06:17 | 日々雑感
今年も終わりである。
また一つ年を重ねるが、重ねる、重ねるという気持ちがわからない。

今年もイロイロ本を読んできたが、どうも私にはベスト10を選ぼうという気持ちがないらしく、ああ読んできたなあ、というばかりである。

年末には、オール読物、小説新潮、文芸春秋を読み返そうと読んでいるが、イロイロ読んでいるうちに、やっぱり文庫本を読みたくなり、本屋さんへ行った。

メインに読む本は「ローマ人の物語」に決めた。21から23巻。

さて、私には物語を読むとき、軽い読物を添える傾向がある。探しました。軽い読物。なかなか見つかりません。

いったい軽い読物とは何か。
私的には「重いテーマを軽く書く」または「軽いテーマをわざとらしく重く書く」というエッセイが、それにあてはまる。

こういうものが今は少なく、結局選べず帰ってきた。
読むと、なんだかホッとするような、思わず笑ってしまうような、そんなものを読んでみたいと思うのである。

というわけで、本年一年間、ご愛読ありがとうございました。
コメント
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