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読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

ALWAYS 三丁目の夕日’64 映画

2012-01-18 21:27:25 | 観た、聴いた
初めての試写会、そして初めての3Dである。
昨日(12月17日)行ってきた。

ひょんなことから、この映画の試写券を手に入れ、生涯初めての試写会に行ってきた。
映画は「ALWAYS 三丁目の夕日'64」である。

これは第3弾。
1と2は見ているので、繋がりはよくわかっている。

登場人物たちもよく知っている。
第3話まで、ほぼ出演者は同じである。
こういうのはありがたい。

それから、初めての3Dである。
私はメガネをかけているので、3Dのメガネは装着時点からアヤシイ。
しれに、私のメガネは遠近両用なので、遠くを見るときは顎をあげて、つまり上目づかいで映画を見る。
したがって、見ることは大層の努力と工夫が必要になる。
だから、疲れてしまった。

さて、この3Dでは通常の場面はあまりカンシンしない。
特別に3Dを意識して作った画面ではその効果を大いに発揮するが、たとえば二人だけの語り合い、みたいな場面での3Dは、あまり効果がないように思える。

というようなことから、初3Dは私にとってはあまり芳しいものではなかった。

物語は、というか映画は非常にうまく作られている。
つまり、笑わせ泣かせがうまい具合につながっている。

この映画はいわゆる「娯楽映画」
従って、笑わせ泣かせることが一番だと思う。
観終わってから何かを考えることがないようにしたい。

とはいいながら、主題のようなものは感じる。
いつ出てくるんだろうなあと思っていたら、突然出てきた三浦友和がいう「幸せってなんなんでしょうね」というセリフ。そして後半になって繰り返される「家族」という言葉。

あのころからいったい日本は何が変わってしまったんだろう?

それをみんなで考えませんか?

なんて、余計なことを勘ぐってしまった。

ただひたすらに、昔はよかった(のかもしれない)というノスタルジーだけではだめなんだろうか?

なんて思ったのは、終わって冷静になってから。

上映中は、映画のなかにどっぷりと浸っていたのである。

期待を込めて観に行って、裏切られることのない映画である。

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まほろ駅前 多田便利軒  DVD

2011-12-31 14:34:38 | 観た、聴いた
三浦しおん作の「まほろ駅前 多田便利軒」は読もう読もうと思っていたのであるが、今に至るまで読んでいない。

そういうところにDVDが出ていたので、では最初は映像から、と思い借りてきた。

まほろという駅の裏のほう(だとおもう)で多田便利軒を営んでいるのが主人公の多田啓介。
便利軒というのだから便利屋をしている。
したがって、様々な依頼が来るわけで・・・

ある日、仕事から帰ろうとすると預かっていたチワワがいないことに気づき探すと、同級生・行天晴彦に出会う。

ということで、この二人がコンビを組んで仕事をし、事件が起きる。

この二人、いつもかったるそうにしているくせに、何かとお節介で、危険も顧みず事件に関わる。
という、物語としてはごく正当な設定であり展開である。

多田も行天も複雑な過去を抱えており、その過去とのかかわり方が常人とは違う形であり、深い傷を負っているようである。

DVDのジャンル分けには「人情 喜劇」とある。
面白いジャンル分けである。

ちょいと汚いハードボイルドの香りもする。

設定がごく正当ではあるが、登場する人物たちが尋常ではない感覚。
そこにミスマッチが生じ、ミスマッチゆえに物語になる。

多分原作を読めば、主役の二人の顔はイケ面過ぎるのだろうが、とりあえず映像から入るとそれなりに納得できる。

次は小説を読んでみよう。

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岳-ガク- DVD

2011-12-24 23:13:17 | 観た、聴いた
DVDで「岳」を観た。

原作の漫画を読んでいたので、ぜひ観てみたいと思っていた。
できれば映画館で観たかったのであるが、公開当時はそのような状況でなかったので・・・

といいながら、DVDが始まって主役の島崎三歩が登場すると
「この役者誰?」
などとマヌケな質問をしたのであった。

映画のスジというか物語に関する感想は
「まあこんなもの」
というものであった。

しかし、山の映像はすごかった。
空の青、山の緑、白い雪・・・
高いところから、低いところから
あれだけは、漫画では描けない。

原作の漫画がそうなのだからしょうがないのであるが、この物語に登場する人に「悪人」はいないのである。
『生き方が違う』ゆえに意見とか行動の食い違いはあるものの、基本的に全員が「善人」なのである。

漫画ならそのあたりはうまく逃げることができるのだが、映画はどうだろうか?と思って観ていたが、まあまあうまくいったと思う。

小栗旬も長澤まさみもよかった。
でもやっぱり、自然の映像は素晴らしかった。

ちなみに、漫画の岳は只今ネパールで登山をしている。

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熊谷育美ライブ「花鳥満月~光と影~」登米の巻 12月22日

2011-12-23 22:14:30 | 観た、聴いた
昨夜、熊谷育美のライブ「花鳥満月~光と影~」登米の巻というのに行ってきた。

熊谷育美は気仙沼出身で在住のシンガーである。
2009年「人は皆、不甲斐ないね」でシングルデビュー
以後、4枚のシングルを出しており、そのうち2010年5月に出した「月恋歌」は『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の主題歌である。

で、気仙沼出身、在住ということは、今回の東日本大震災を直に受けた人である。
当日は、サンドウィッチマンのテレビロケに同行しており、ロケ終了直後に震災に遭った。
ということは、テレビでよく見るあの地獄のような光景を目の当たりにしたのである。

また、3月10日震災の前日に、4月発売予定である「雲の遥か」のレコーディングが終了していたとのこと。
この歌は予定どおり4月20日に発売されたが、被災者を励ます歌となり、気仙沼をはじめこの地方ではよく歌われラジオなどで流れている。

今回のライブは地元のコミュニティFM「H@!FM」(はっとえふえむ)主催であり、熊谷育美にとっても地元にとっても思い入れが強いものとなった。

私は熊谷育美の歌は「初めて」なので、どのような人がどのような歌を唄っているのかわからないまま臨んだ。

しばらくぶりに「感動」した。
彼女が26歳ということ、この震災で様々な経験をしてつらく苦しい日々を送ってきたことは想像に難くない。
そういうことと、震災に遭い被害を受けた人やサポートした人たちのことが、彼女の歌を聴いていて思い出され、ジワーっときた。

ライブは2011年10月に発表された初アルバム「その先の青へ」を中心に行われたが、ラスト2曲あたりから盛り上がり最高潮に達した、さらにアンコールへと突入し、感動の中で終了した。

熊谷育美のホームページはこちらである。
ご覧いただければ、そして応援いただければ幸いである。

私も応援したいと思っている。

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ノルウェイの森 <映画>

2011-12-06 22:35:11 | 観た、聴いた
気になっていた映画である。
でやっとDVDで見たのである。

興味は原作との違い、というか、村上春樹および小説ノルウェイの森の解釈である。

ノルウェイの森は基本的にいわゆる「面白い」物語ではない。ではないのに何故あのように多くの人に読まれたのだろう?
もっとも、私の周りでは途中で止めた!という人も多いのだけれど・・・

私の感想としては「全体的にはよくわからない」というかんじ。フレーズというか部分部分では、共感したり感動したりはしたのだけれど・・・だから3回ほど読んだのである。

なんというか「理不尽な不可解」というようなもので、つまり不可解であることは許されない、不可解で終わらせてはならない、そんな思いにかられたので読み返したのである。が、やっぱり不可解な部分は不可解であった。
そして、これは何回読んでもそうなのだと思う。
ある部分は理解できても、次に読むとまた理解できなかったりするのではないか。
それが、村上春樹のいいところ、だと思う。

という印象のあるノルウェイの森だが、映画はどうなんだろう?

まず第1印象は、映像がきれいである、ということだった。
でも、原作のイメージは「セピア色」であって、違和感のある「きれいさ」であった。

で、やっぱり原作の持つイメージは描けなかったなあ、ということ。

原作を読んだときに、まず思ったのは「こういう世界(人たち)には近づくまい」ということだった。

人というのは、こんなにも繊細でもろいのか?
という驚きであった。

私はどちらかといえば、今NHKの連続ドラマ「カーネーション」の主役・小原糸子のがさつさのほうが好ましい。

映画では、その「繊細」とか「もろさ」というものをどう描くのか苦労しているようであったが、描ききるのは難しいと思う。

それと見ていて「そうだったけ?」「こうだったっけ?」とずいぶん思った。
まあ、あの長編小説を130分くらいにまとめるのは、相当大胆な解釈をしなければならないとは思うが、やっぱり「ええっ!」なんて思ったりした。
だから、映画の中に入り込んでいけなかった。

なんというか「つぶやく」ように話すことが、どうもなあ、というカンジなのである。
そして、最初に述べたように「絵がきれい」であるし・・・

ともあれ、最後に「ああやっと終わった」と思ったのである。
それにしても、もう一回原作読んでみようかなあ。

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円通院 紅葉ライトアップ2011

2011-11-20 18:50:15 | 観た、聴いた
とっておき松島 秋
円通院 観瀾亭 瑞巌寺洞窟群
紅葉ライトアップ2011

というご案内があったので、昨日19日に行ってきた。
今年は、11月初旬に風邪をひいてしばらく外に出るのを控えていたので「紅葉」を見に行けなかった。
今年は、再び「中尊寺」の紅葉を見に行こうと思っていたのだが・・・

そういうときに、この松島・円通院の紅葉である。
しかも夜。ライトアップ。である。

というわけで、昨夜行ってきたのだが、あいにくの小雨。
ところが、この小雨もまたいいもので・・・

で、これほどいいものだとは思わなかったので、コンパクトカメラは持っていったのであるが、一眼レフは持っていかなかった。それが残念である。
というわけで、その写真を掲載します。


↑この紅葉の前は、石庭になっている。





↓霊廟三慧殿(さんけいでん)へ続く道



↑ 右側の緑色のライトアップは「竹」

続いて2つの写真は、本堂・大悲亭前の池に映った紅葉。もっといい写真を撮りたかったなあ。









円通院のホームページはここです。

瑞巌寺の洞窟群もよかったといえばよかったですが、チョット寂しかったかな。


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きのこ狩り

2011-10-13 23:01:15 | 観た、聴いた
10月8日(土)に「きのこ狩り」に行ってきた。

昨年に引き続き「まいたけ」がメイン。
そして今年は「しいたけ」も。

どちらも「天然」ではない。
まいたけは森の中にある「まいたけ畑」のようなところに案内されてとる。



この赤い部分にまいたけがある。



本来は、箱にひとつなのだが、四隅に杉の枝をたてて、箱を拡張する。
これでも他の人に比較して少ないほうだ。

で、家に持って帰ってきてちょっと飾ったものがこれ


そして「しいたけ」


更に、山から降りてきて買った「なめこ」と「ひらたけ」


で、その晩は秋の恒例「きのこ鍋」をたらふく食べたのでした。


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小椋佳 歌談の会 2011.9.24

2011-09-25 17:27:43 | 観た、聴いた
昨日(9月24日)、小椋佳の「歌談の会」に行ってきた、というか、聴いてきた。

小椋佳は久しぶりである。

今回、驚いたのは「饒舌」であったことだ。
まあ「歌談の会」というくらいであるから、話もあるんだろうと思ったら、話している時間も多かった。

出だしに
「会場から注意があったが、飲食しても構わないとか携帯電話の電源も切らないでもし電話がかかってきたらその場で話しても構わない」
などと笑わせてくれた。

その出だしであるが、まあ「我々」というか観客の年代を意識したんだろうと思うが、
『しおさいの詩』
『さらば青春』

と、懐かしいそして小椋佳にとってのファーストアルバムから続けて、一気に小椋佳の世界へ持って行ってくれた。

まあ、何度も何度も言っているのだけれども、小椋佳との本格的な出会いは1971年高校1年の倫理社会の授業であった。

その前年にファーストアルバムの「青春」が発表されているので、小椋佳は知っていたし何曲か歌も知っていた。
しかしですねえ、高校受験を終えて1年生、気分的にはこれから「青春」というところに『さらば青春』といわれても、いわゆるひとつの「なんだかなあ」という気分ではあったわけで、熱心にというか気持ちをこめて聞いていたわけではなかった。
「まあ知っている」という感じですかね。

それが、高校に入ってはじめて習う「倫理社会」という科目。一体何を習うんだろう?という時期に、視聴覚室へ移動させられて
「この音楽を聴け」
というわけですよ。

で、小椋佳とはどういう人物か、という解説の後、アルバム「青春」を聴かされた。
その後、感想文かなんか書かされたのかとも思うが、兎も角、倫理社会の授業でOを聴いた、という想い出が強烈に残っているのですねえ。

その後、当時のフォークブームとも相俟って、小椋佳は世間的認知度も上がってきた。
なんといっても「現職銀行員」「東大卒」「顔を出さない」というのがすごかった。

というわけで、その頃からのまあ「おつきあい」になるわけです。

今回は「歌談の会」というようなことから、会のメインは、物語をバックのメンバーとともに語り歌うところである。

いろいろなものに話しかける「変なママ」をもつ子供の物語である。

というわけで、アンコールまで含めて2時間弱、小椋節を堪能させていただきました。

「現職銀行員」で「東大卒」で「顔を出さない」で、いい歌を作り歌う、『すごさ』というのが薄れて、非常にまったりとした心落ち着くそして饒舌な小椋佳の別な『すごさ』を感じたのであった。

ちなみに小椋佳は67歳だという。
こちらも、まだまだ負けられない!
なんて、なぜか思ってしまった。

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献身 サッカー女子ワールドカップ

2011-07-18 21:31:19 | 観た、聴いた
私は、野球派でサッカーはあまり興味がない。
しかし、ワールドカップの決勝に日本が出場するとなれば、朝早く起きて(夜は早く寝て)見るのは当然の努めである。

多くの人たちがそうだったと思うが、過度の期待は持たず「記念に」ということで観戦をした。

だから、前半0-0で終了したときはホッとした。
決勝戦で大差がついたら『やっぱりなあ』とか『なんだかなあ』という気分に日本の社会がなってしまうのが嫌だったから。

だから、後半で1点を取られた後にアメリカが引き気味だったときは、0-1で終了したら非常に素晴らしい「善戦」だったと「アッパレ」がでると思っていたのである。

しかし『なでしこ』は待ってましてとばかりに反撃をした。

1-1のあとの延長戦。
1点をキレイに取られた。
よしよし、よくやった!と思った。

しかし「なでしこ」は頑張った。
私、延長戦の後半からは涙がでてしょうがなかった。

「なでしこ」は勝とうとしていた。
献身的なプレーをしていた。
誰のためではなく、自分が行わなければならないプレーを行うために。

野球をやっていて感じるものがあるのだが「神様」は居る。
しかし、神様に会うためには、努力と献身が必要だ。

PKの最初にアメリカが外したのを見て「神様が来た!」と思った。「良かったなあ」と思ったのである。

「献身」という言葉は、あまり好きではなかったのだが、この試合を観て感動し「献身」というのは素晴らしいものを生むんだなあ、と思ったのである。

「なでしこ」たちに感謝である。


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東北太平洋沖大地震2

2011-03-28 22:58:14 | 観た、聴いた
公開しようかしまいか迷っていたのだが、南三陸町に行ったときの写真である。

撮影は3月18日。
地震発生から1週間です。

国道45号線。南三陸町の志津川の市街地の外れ。気仙沼方向から撮ったもの。



国道は2車線歩道つきなのですが・・・

次は市街地に近づいたもの。舗装ではなくなっています。



国道45号線から町の中に入ってふりかえったもの。
残骸が残っているのは銀行の建物。



中央に骨組みだけが残るのは、南三陸町役場あと。
ここで私の友人は波にさらわれたという・・・



右側の山の上にあるのは中学校。左側の建物は宮城県の合同庁舎。
海からは相当置くにはいってきているところで、ここまでもきたのか!と呆然である。



その合同庁舎は3階まで水が来ていた。



復旧作業や被災地支援の業務の中で思っている。

隣の南三陸町や石巻市や気仙沼市が食べることや着るものなどで非常に不便な生活を送っているのに、私達はガソリンをはじめとした物資の不足に困っているものの穏やかな生活に戻りつつある。
しかし、そんな中でも不平・不満が充満しており、数々の聞き捨てならないコトバを投げかけられている。

なんだかとっても虚しい気分なのである。

この虚しさを本を読むことで解決したいものである。

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せんまやひなまつり -岩手県一関市千厩-

2011-02-20 22:46:46 | 観た、聴いた
岩手県一関市千厩町で「せんまやひなまつり」が行われているということで、出かけてきた。

一つにはこの「ひなまつり」を見ることにあったのだが、真の狙いは、メイン会場である「千厩酒のくら交流館」で『にごり酒」を買うことにあった。

この千厩酒のくら交流館は<玉の春>という酒を造っている醸造所でもある。
前は「横屋酒造」というところで造っていたが今は岩手銘醸株式会社の支店となっている。

この横屋酒造というのがものすごい旧家でその屋敷を見せてくれるのである。
昨年は5月と9月に訪れているのだが、ものすごく落ち着くところである。

勿論中では酒も売っていて試飲もできる。

今回は、このメイン会場でお雛様を見てきたのであるが、町中の店でも店頭にお雛様を飾っておりそれを見るのも面白い。



これが「千厩酒のくら交流館」で右側が西洋館で入り口、左側のひさしのあるところは母屋の玄関で一枚板の戸である。


一階のお雛様、左側にあるのは「つるしびな」



お雛様は一杯飾ってあったのだが、これは明治期のものでお内裏様をアップで



今日は特別に4人兄妹の三味線コンサートのリハーサルが行われており、最後の1曲とアンコールを聞くことが出来た。

このひなまつりは3月3日まで行われているとのこと。
詳しくは千厩まちづくり株式会社を参照してください。

ところで、買ってきた濁り酒「ずぶろく」はいわゆる「どぶろく」風で非常においしくいただきました。また同時に購入した「桃の酒」(活性清酒)もおいしかった。これは桃色の酒で酵母の関係で桃色になるとのことでひな祭りにはピッタシの酒である。

雛人形を見るもよし、日本酒を楽しむのもよし、である。
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初詣 中尊寺・毛越寺

2011-01-08 23:11:38 | 観た、聴いた
本日、毎年恒例としている中尊寺・毛越寺に初詣に行ってきた。
本日は好天に恵まれ、とってもいい初詣日和であった。

私の住んでいるところでは、日陰中の日陰にわずかに雪が残っているので、わりと軽装、つまり寒さ対策はしていったのであるが雪対策をしていかなかった。
そうしたら、さすが平泉。というか一ノ関に入ったあたりから路肩、路上と雪が残っている。

それで、中尊寺の月見坂は雪で滑りやすくなっていたのであった。
雪道を転ばぬように歩いて中尊寺へ。



家族のこと、職場のこと、日本のこと、世界のことをチラッとお願いをし、自分のことをいっぱいお願いしてまいりました。

続いては隣の峯薬師堂



ここは、紅葉のときや青葉のときが美しいのであるが、雪景色もよかった。

そこから、讃衡堂、弁財天堂、金色堂の前を通って、白山神社へ。
白山神社能舞台。



で、昼食は「かんざん亭」
かんざん亭は、改装してからお気に入りの場所である。
店内は以前どこかだらしない感じだったし、飲食物はおざなりだった。
今は、行き届いた店内で、ジャズなどがバックグランドに流れ、飲食物も洗練されてきた。



というわけで、本日は、きのこそばを食す。ちなみに相棒はカレーうどん。
どちらもあっさり系でおいしくいただいた。

雪道を転ばぬように降りてきて、次は毛越寺へ。



中尊寺もそうだったのだが、毛越寺も参拝客が少ない。
本日は毛越寺の本堂にも入れたので本堂の中に入ってご本尊を拝してきたのであった。

そして庭と大泉が池


良い天気でたいへん満足したのであった。

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NSPのこと

2010-11-23 23:41:13 | 観た、聴いた
22日に盛岡出張であった。
非常に有意義なフォーラムに出席し勉強し、さらには懇親会に出席して多くの人たちと交流を深めてきたのであった。

で、盛岡まで自家用車で行ってきたのだが、そのドライブの最中に『何を聴くか』ということで、岩手県出身のNSP(ニュー サディスティック ピンク)を選んだ。

彼らは、岩手県一関市にある国立一関工業高等専門学校出身で、全員岩手県民であった。
学生時代、NHKFMの岩手にテープを送ったのが評判を呼び多くのリクエストがきて、その後ヤマハポピュラーソングコンテストを経てプロデビューする。

ちなみにNSPのもとであるニューサディスティクピンクというのは彼らがロックをしていた時代に命名したものらしい。

私は、当時土曜日の午後はNHKFMの岩手を聞いていたのだが、その時聴いた「あせ」にはショックを受けた。
アマチュアで、私と3歳しか年が違わず、そして岩手県とはいえずっと近くに感じることができる一関の人たちが、完成した歌をうたうということにショックだった。

歌はそんなに遠いところにあるものではないんだ、ということを凄く感じることができたのである。

というようなことを思い出しながら、NSPの歌を聞く。

「あせ」
♪つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をながし♪
という部分が、斬新で耳に残る。

青春の苦しさとそれを乗り切ろうとする根拠なき自信がいい塩梅にまじりあって明るい仕上がりがとってもいい。


「さよなら」「雨は似合わない」
この、二つの歌に登場する女性が好きだ。
絶対に、東北地方の一関近辺の女性だと思う。

『さよなら』では二人で炬燵に入っている時にみかんをむいてくれた。
『雨は似合わない』では、一つのマフラーを二人でして、彼女のポケットで僕の手を温める、そしておでことおでこをくっつけて話をする。

ああ、胸をかきむしりたくなるようなシュチュエーションである、
僕は言いたい、なぜそんな女の子と別れたのか!

ちなみに『雨は似合わない』は私のNSPナンバーワンの曲である。

「夕暮れ時は淋しそう」
これはNSPの中では最もヒットした歌である。
♪こんな河原の夕暮れ時に 呼び出したりして ごめん ごめん♪
という部分は一関の中心部を流れる磐井川の河原を目に浮かべることができる。
今では公園として整備されたが、当時はあやまらなければならないような場所だったんだろう。

なんて事などを思い浮かべ、一緒に歌っているうちに盛岡に到着したのであった。

いつか聞くことができると思っていて、コンサートに行かないでいたのが非常に残念である。

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岩手紫波~早池峰~北上川

2010-11-08 21:39:53 | 観た、聴いた
土曜日に岩手県の紫波町に行った。
環境と水道に関するフォーラムがあり行ったのである。

で、日曜日は岩手県を車で走ってきた。

第1の目標というか目的は、紫波町の「道の駅紫波」に隣接する「産直センターあかさわ」でフルーツときのこを買うこと。



ここは毎年何かにつけて訪れている。
特に秋はぶどう、りんご、なし、ラフランス、柿などのフルーツと、キノコ類を求めていく。

なかでも「ぶどう」はワインを生産していることもあって一番の目的である。
しかし、今年は訪れのが遅くぶどうの季節は終わった。

とはいうものの、ぶどう、りんご、ラフランスを求め、そしてきのこを3種類購入したのであった。
と、もっとキノコがほしくなった。

車に戻って地図を広げると、19kmのところに道の駅早池峰がある。
ここには絶対キノコがあるとにらみ「折壁峠」を越える。



こえてみたのが早池峰山だと思う。
一度は早池峰に行ってみようと思っていたので今回はチャンスである。

で、道の駅早池峰


そうしたらなんと、売店が店じまいをしていた。

多分、道の駅と隣接する施設は、ダムと併せて整備されたのではないか?
そういう施設は市場のテストをしていないことが多く、廃止、の憂き目にあうのだが、ここもそうだろうか?
別に「事業仕分け」をしなくてもダメなものはダメになるのだ。

ということで、なんだか気持ちが萎え、早池峰へは行かず大迫に下りる。
で、大迫の産直場でまたきのこをゲットする。

大迫から東和そして北上市に降り、北上川沿いの「お滝さん」で休憩する。
誰もいないのでゆっくりできた。



さて、家に帰ってきての夕食は「きのこ鍋」



左側のザルにはいっているのが「なめこ」
右側のザル中央は「むらさきしめじ」その下には「くりたけ」右側には「銀だけ」など、いやあうまかった。
特に今回初めて食した「銀だけ」は食感がよくうまかった。

それから今度は早池峰山を目標に出かけてみよう。

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てっぱん NHK朝の連続ドラマ

2010-11-01 23:41:27 | 観た、聴いた
NHKの朝の連続ドラマ(正式には連続テレビ小説というらしい)は、BSハイビジョンで7:30から、BS2では7:45からと再放送が19:30、地上波総合では8:00と再放送が12:45と、一日5回も放送されている。

私は、出掛けの7:30からと7:45から、或いは昼休みの12:45のいずれかで見ている。

この習慣は、近年ずっとなので朝ドラは見ているほうである。
しかし、真剣に見るというのは少ない。
このごろでは、前作の「ゲゲゲの女房」は真剣に見ました。
それから平成19年の「ちりとてちん」とその前の前「芋たこなんきん」を見ました。

で、今回は期待をしていなかったのであります。
どうもチャラチャラしたドラマのように予告編をみて思っていた。

でも「習慣」でみていたら、富司純子の存在感がすごい。
怖い顔、優しい顔、寂しい顔、それぞれの場面で見せる顔がいい。

それからその役が「いい人でないおばあさん」というのが、ドラマに迫力というかメリハリを出している。

緊張感と、関西ドラマの「あそび」みたいなものがよく溶け合っていて面白い。
これからどうなるのかとか、主人公がんばれとか、そんなものはどうでもよくて、ただ面白い。

でも、底にあるのが複雑な関係で、それが今までは凍結していた関係で、多分これから融解していくと思われるので、ちょいと涙ぐんだりするんだろうと思う。

ところで、この物語の舞台は尾道と大阪のようだが、尾道の人たちの出番はどうなんだろうかと、余計なお世話ながら心配をしている。
というのは、オープニングの音楽(葉加瀬太郎がいい)にあわせて踊る「てっぱんダンス」って尾道の町おこしにいいよなあと思っていたからである。
でも、誰がどこで踊ってもいいらしい。

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というわけで、てっぱん、毎朝楽しみにしている。
コメント
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