我が社の中央店の駐車場に藤棚があります。樹齢数十年、今年も素晴らしい花が今を盛りと咲き誇っています。花房の下に行くと何ともいえぬ良い香りが辺り一面に漂って気持ちが安らぎます。黒田如水は伊丹有岡城に幽閉されていた時、牢の高窓に藤の蔓が伸びてきて「この蔓に花が咲くのを見れたならきっと自分は助かるだろう」と藤の花にはかなくも希望を託したのだ。そのかすかなる希望は叶い、やがて信長軍の攻撃により有明城は落城し、重臣の栗山善助、母里太兵衛らにより助け出された。のちに、如水はその時の僥倖に感謝し藤の花を黒田藩の定紋とした。その時の艱難辛苦を忘れまいとのことだった。我社もこの藤棚を宝とし末代まで大事にするように、後継ぎに申し渡すことにしました。つらい時は如水が耐えた有岡城での日々を思いやって強く生きなければならないと思うからです。(ちょっと格好つけすぎたかな?)
最新の画像[もっと見る]
-
黒田官兵衛(如水)と播磨の黒田武士顕彰会 1ヶ月前
-
黒田官兵衛(如水)と播磨の黒田武士顕彰会 1ヶ月前
-
黒田官兵衛(如水)と黒田氏連署起請文3 2ヶ月前
-
黒田官兵衛と黒田氏家臣連署起請文 2 3ヶ月前
-
黒田官兵衛と黒田氏家臣連署起請文 2 3ヶ月前
-
黒田官兵衛(如水)と黒田氏家臣連署起請文 1 4ヶ月前
-
黒田官兵衛と石川佳純 5ヶ月前
-
2024/01/07 6ヶ月前
-
黒田官兵衛(如水)と中津城 7ヶ月前
-
黒田官兵衛(如水)と文禄・慶長の役 10ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます