所得格差の拡大の記事が新聞に掲載されました。元のデータは
厚生労働省 所得再配分調査報告書
連合総研 第11回「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート」
から確認できます。
どちらも所得格差が広がっているというものです。
教育格差についても、プレジデント2006年5月15日号で取上げられています。
他にも、東洋経済2006年5月13日号で生涯給与格差の特集が組まれています。
このメルマガを始めた2年前は企業の成果主義の導入が盛んに行われていた
時期です。この時すでに所得格差は拡大する一方だと予測できました。そして
それが、教育格差、医療格差、生活格差つながり新しい階級(所得差階級)が
生まれ固定化していくと予見できました。それが今になって現実味を帯びてき
たと言えます。この流れは簡単には止まらないでしょう。しかもそれが予想以
上のスピードで進んでいます。雇用不安から人材不足へ雇用環境は好転しても、
所得格差が簡単に縮まるとも思えません。フリーター、ニートへの警鐘を鳴ら
してもすぐにそれが解決できるとも思えません。二極化の動きはあらゆるとこ
ろで大きなうねりとなっているのです。
いよいよ現実になった格差社会をどう生き抜いていくのか、それを自分のこ
ととして考えなければならないときがやってきたのです。
準備はできていますか?
「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2006年度版」
(吉田幸司・榎本恵一・渡辺峰男著 三和書籍)好評発売中です。
"Amazon.com"へはこちらから
コンビニ(セブンイレブン)受取りも可能な"7&Y"へはこちらから
書店受取りも可能な"本やタウン"へはこちらから