チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

カレル・ヴアン・ウオルフレンさん

2011年03月07日 14時49分52秒 | 日記
アメステルダム大学教授デジャーナリストの
カレン・ヴアン・ウオルフレンさんが
角川書店から
「誰が小沢一郎を殺すのか?」
と言う本を3月4日に出版した 1600円+税
日曜日一気に読んだ

明治時代からの日本の権力のあり方が良く取材されていて
日本の今の政治状態が理解し易い
教授は1972年に日本に特派委員として入国し
以来30年日本の権力構造を研究したと言う

よその国の人が
客観的に真直ぐな観察力で取材しているので
私達が気がつかないものの見方を教えられる
しかも
基本的に日本人はヨーロッパ系の外人には甘いので
政治家も官僚もそしてマスメデイアも本音を打ち明けている

実にわかりやすく面白い
日本はアメリカの従属国ではなく
アメリカの保護国であったと言い切る

なるほど保護されていたんだ
紆余屈折はあってもアメリカにとって
日本はいつも裏切らないで言うことを聞く国である
「ういやつじゃあ」
と言うところか
保護監察官としての役割をしていたので
あの政権交代が出来たとき鳩山元総理が
「これからは日本はアメリカと対等にーーー」
といったので保護者はビックリ仰天
「小癪な」とばかり引き摺り下ろしたのであろう

こういうことより
日本人がいつまでたってもお子チャまで居る様子が
この保護の中の暮らしぶりからきているように思う
楽だモノ、気楽だもの
自分の周りが平和であることばかりを考えればいいのだから

大人は自立し、責任と義務をしっかり持たなければならない
そんなこと「面倒クセーや」
責任も義務も持ちたくない
いつまでも子供でいたい
電車の乗ると西洋人形のような身なりの女性が多いし
おじさんは女は若いモンに限るとばかりロリコンに傾いている

日本全体が保護観察菅の下で子供のように教育されたのであろうか
だからいつも保護者の顔色ばかり見る習性が抜けない
大人が少ない珍しい国でも或る

それでは日本がなくなると必死に訴えているのが
小沢一郎だという
しかしあらゆる権力組織が其れを許さない

なるほどなるほど納得納得

日本各地で大人たちが立ち上がってデモを始めた
3000年前の日本にもどらなければ
本当の日本にはなれない
戻らなければ確実にこの国はなくなる

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