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チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

台湾紀行 2

2013年10月14日 09時29分28秒 | 日記
台北の大手デパートが日本展を開催
その中の一つのブースに「タンス屋」が出展するというので
現地の担当の方に本社から電話をしていただき観察に
そこの担当者とゆっくり話も出来ぬほどの客の入り

客のお目当ては豪華な打ち掛けと羽織
ここの会社は自然素材の物しか置いていないので
皆さん「オールシルク」が心から嬉しいらしい
伺ったときまず羽織が22枚売れたという
着物はすべてリサイクルだがそんなことはオーケー
とにかく着物ならいい

台湾は物価が安いので高価な新品の着物には手が届かない人も多い
そういうなかリサイクル値段は有り難いのかもしれない

しかし少し複雑
まさか台湾の女性が着るなんて思わず造った人たち
しかしまた
主のいない羽織は新たな主人を見つけて嬉しいかも
たとえ異国の人でもその良さを分かってくれればーー

100店舗近いブースの中で開催3日めにすでに売り上げが2位になって居た
たぶん終わったときは1位になって居るだろうと思う

売り場の責任者にお目にかかると
「日本の物がこんなに人気があるとは正直思ってもいなかった」
と仰っていた
これからも続けたいとーー

たぶん此の人気は他のデパートにも伝播するであろう予感

ちなみにこの日までの一位の売り上げは日本の包丁
「台湾の普通の家庭主婦は家でお料理をすることがまれなのに何で包丁?」
通訳の友人は首をかしげていたが
「日本の包丁は綺麗だし良くきれる」
と買った人の言葉
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