チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

相撲鑑賞

2019年01月27日 21時46分57秒 | 日記
チャコちゃん先生の相撲見物は力士たちの着物姿の鑑賞だ
この業界は階級社会なので切る着物も決まりがある
しかしそこはタニマチのセンスもあり浴衣一枚がそれぞれの力士に微妙に似合ったりそうでなかったりで面白い

初場所は冬なので浴衣だけという力士は少ない
横綱と大関はいきなり車で詰所に行ってしまうが
関脇以下は「入待ち」の長い道を通って楽屋?に入る

部屋が近い力士は歩いて入門してくるが遠い力士はタクシー。しかし幕下は電車だ
総武線ではこの時期鬢付け油の匂いが車内に漂う
力士が乗っていたなと思う

着物のおしゃれなのが隠岐の海
防寒ゴートは角袖だがとても仕立てが良い
今日は羽織袴。前頭で袴をはくなんていいのだろうか?
大体がお対の格好だが袴は関脇どまりの筈

大関昇進がかかっていた貴景勝は細かい絣の白大島のお対がよく似合っていた「お似合いですね」と声をかけたらにっと笑っていた

着流しの力士の中では女物のちりめんを上手に着こなしている人も多く
帯の結び方にも一工夫をしていて
中々興味が尽きない
土俵の勝負よりチャコちゃん先生は入り待ちで街につい足が向いてしまう

そして今日の優勝は玉鷲、34歳だそうだご苦労様。その上今日は第二子の男の子の誕生だという
二重の喜びオープンカーでは笑顔が弾けていた

相撲は神事
「神送り」の儀式にしっかり参加
神様もおかえりになった国技館を後にした
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