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チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ストレッチバレエ

2022年06月04日 11時01分11秒 | 日記
バレリーナになるわけではなく、まして舞台にも立たない、だけどバレエを始めたのは古希を迎えたとき

その頃全体的な肉の衰えはもちろん、筋肉もたるみよく捻挫をしていた
幸い天才整体師の平田京子先生が一発で直してくれるので助かってはいた
しかし階段を上がると息切れ、階段を降りるときはもっと怖くて、手すり頼り
歩くのが苦手ですぐタクシーに手を上げる

そういう時人生で初めて50キロを超えた。頼まれて雑誌のモデルをしたが、その無様な姿に仰天!
その時の担当の編集者が「そんなに気になるのだったらバレエやりませか?」
「えっ!バレエ?」
「うちの先生全くの素人の方にも親切に愛をこめて体の動きを教えています」
「あなたどうりで体の線がきれいなのね、やってみようかしら」

恐る恐る入門クラス入る
見よう見まねで音楽に合わせ、手足を動かしていくと体が喜ぶのが分かった
全面鏡が張ってる練習場、自分の姿が否応なく映し出される
音楽に合わせて体を動かすのはラジオ体操位だったが、其れとは違った優雅さが動きにあり、すっかり気に入った
「出来ない振りは見てるだけでいいし、できなくても一緒に飛び上がってみてもいい」
なんとも自由で、年若いお仲間はみんなやさしい

10年過ごすとなんとトーシューズまで履けるようになった!

しかし難しい振りは体がついていかない、老齢ということはこういうことなのだと思い知る、いよいよかー-と思っていたら
山川恵子先生
「ナカタニサンストレッチバレエのクラスを作るからそちらにいらっしゃい」

足の裏を伸ばす、足首を柔らかくする、脇の筋肉を伸ばす、首を伸ばす、指を動かすなどなど、すべてはバレエの動きの基本なのだが、それを時間かけてじっくりと優雅に行う
音楽と共に90分

お友達を誘って至福の時間を目黒学園で過ごしている

コメント
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