My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

クラプトンのセッション・アルバムを見つけた。~その2~

2015-04-12 11:12:44 | 音楽

またまた、エリック・クラプトンが参加しているセッションアルバムの紹介です。

このアルバムは、シカゴ・ブルースマン ジミー・ロジャース(Jimmy Rogers)の殆ど追悼アルバムです。 

Blues Blues Blues

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Atlantic / Wea

豪華メンバーが参加したセッションアルバムで、メンバーが凄いことになっています。

主だったところをざっと紹介すると、

  エリック・クラプトン     Eric Clapton

  ミック・ジャガー         Mick Jagger

  キース・リチャード      Kieth Richards

  ロバート・プラント       Robert Plant

  ジミー・ペイジ           Jimmy Page

  スティーヴン・スティルス Stephen Stills

  タジ・マハール          Taj Mahal

など、、、。

アルバム中の2曲でクラプトンのボーカルが聴けます。

ところで、みなさんはジミー・ロジャースという人をご存じでしょうか?

ブルース通の人はご存じと思いますが、私は知らなかったですね。

元々はマディ・ウォターズ・バンドのギタリストで、前回紹介したハウリン・ウルフやソニー・ボーイ・ウイリアムスンなどともセッションを行い、レコーディングをしているそうです。

また、後のストーンズ・サウンド、クラプトンに多大なる影響を与えたそうでです。

ジミー・ロジャースが亡くなったのが1997年の暮れで、このアルバムの発売が1999年です。まさに遺作となったわけです。

クラプトンがボーカルで参加している『Blues All Day Long』『That's All Right』は、とても馴染み易く、クラプトンのストラトのクリヤートーンでのソロが聴けます。クラプトンの曲になってしまっています。一聴してクラプトンのギターとわかります。本人のアルバムよりもいい感じで弾いています。

ミック・ジャガーが3曲で歌っていますが、曲の感じ、ブルースによく合っています。バッチリ嵌っています。この時はギターは、キース・リチャーズも参加しています。キースもギターを弾きまくっていて良い感じです。

あと、有名な『Sweet Home Chicago』も収録されていますが、これも良い感じですね。

最後の曲がロバート・プラントとジミー・ペイジ、クラプトンが参加です。う

ロバート・プラントは得意の「ウー、ウ~、、ベイビー~」と唸っています。ジミー・ペイジのギターは完全にロックになってしまっています。

全体を通して、バックバンドもタメとかダルさがブルージイで良いです。

最近のクラプトン・バンドは、スティーブ・ガットとかネーザン・イーストで何だかポップな感じですね。それはそれでよいのですが。

やっぱり、ブルースをやるときは、バックバンド、リズム隊もブルースでないと雰囲気が出ないですね。

 

アルバム全体で、楽しみながらご機嫌なサウンドが聴けます。ジミー・ロジャースのアルバムというよりは、それぞれのセッション・マンの曲になってしまっていて良い感じです。ハウリン・ウルフよりも楽しめると思いました。

録音が比較的新しいので、音も良いです。お勧めです。


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