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My Audio Life (趣味のオーディオ)

主にオーディオの音質改善について。
引越し先:https://kontakun2010.hatenablog.com/

久々に信号ケーブル(ラインRCAケーブル)を作りました。~立井電線。これ、良いかも。~

2019-06-08 11:58:32 | ケーブル

久々にライン・ケーブル(RCAケーブル)を製作しました。

ウエスタン(WE)のSPケーブルを使って以来、電線病?からは抜け出したつもりだったのですが再発しそうです(笑)。

 

オクで商品を購入すると、期間限定のTポイントが貰えたりしますね。

この”期間限定”がくせ者で、期限が過ぎるとポイントが消失するので、私の様な貧乏性には勿体なく思えて、期限が近づくとソワソワして何か落札しなくてはと焦り、特に欲しい物が無い時は、結局どうでも良い様な物を買ってしまったりします。

そんな訳で数か月前にケーブルを2種類購入していたのですが、他にやる事も有り、いつか作れば良いやと思い部屋の片隅で置き去りになっていました。組み合わせるRCAプラグも購入済でした。


今日は外は雨ですし、重い腰をあげて、やっと製作に取り掛りました。

ケーブルはこちらです。

立井電線のマイクケーブルです。このメーカーは、ケーブル通の方はご存じかも知れません。

そうです。日本の放送局、スタジオでも使われているマイクケーブルです。

私はこのケーブルが以前から(10年以上も前)ずっと気になっていました。

メーカーのホームページはこちらです。http://www.tatsuta-tachii.co.jp/

種類が色々ありますが、私が購入したのは、一番太い2芯のシールドケーブル「SOFTEC 0.75sq 2C」です。

外径が結構太いのでプラグは、いつもの定番スイッチクラフト(SWITCH CRAFT)製の金メッキ仕様を使いました。

 

製作の様子です。

外皮を剥きます。

ワイヤストリッパーを使うと便利ですが、芯線も何本か切ってしまう事があるので、私はカッターナイフを使います。

編み線のシールドで覆われているので、爪楊枝で解いてゆきます。

写真内の下が処置前、上が処置後。

編み線の内側からは、紙巻と布糸が出てきました。

これは良く考えられた質の良いシールド・ケーブルの証?です。有名どころのシールド・ケーブルは大体この様な構造になっています。ウエスタン(WE)の考えを継承しているのでしょうか。

信号線の被覆はビニール(PVC?)でしたが、まあこんなもんでしょう。他の材質だったらもっと良かったのに。惜しい~。

編み線は束ねます。

2芯シールドを使う理由は、グランド側の信号を編み線で通したくない為です。

基本的な考え方として、グランドも立派な信号ラインで、ホットとコールド(グランド)で信号ループを作る為です。

 

信号がケーブル被覆の文字に沿って流れる様に、SOFTECの「S」側を上流としました。

上流側は青線と編み線をショートし、共にグランドとします。

下流側は編み線は切り落とし青線のみをグランドとします。

これはグランドループを作らないためです。これで編み線内は電流は流れませんね。

信号線は赤線になります。写真は下流側です。

  

1時間少々で完成しました。 

  

さっそく管球プリアンプと管球パワーアンプの間に使ってみました。

長年、ベルデンの定番「8412」を疑う事なく使っていたのですが、色々と試してみるものですね。

音質はネットで評判通りです。

一枚ベールが剥がれた様に音の見通しが良くなり情報量も多いです。音の余韻、空気感、音の立体感が良いです。定位もバッチリです。

高域から中域がスッキリと綺麗に出て低域も締まりがあります。癖の無い音ですね。聴き取り易いと言うか。優等生な音。音の線も細く無いです。

でもモガミ「NEGLEX 2534」の美音系とは少し違う様な。ベルデンまででは無いですが、わずかに押し出し感がある様な。

放送局用ケーブルだけあって、現場の音、音声を損失なく確実に聴き取り易い様に伝える目的で出来ていると思います。

柔らかくて取り回しも良いです。外皮表面の感触も滑々で良いです。ベルデンの様に纏わりつきません。

良い買い物をしました。

また電線病になりそうです。。。

 

この立井電線のマイクケーブルはAmazonでも買えそうです。

まだの方は一度試してみてはどうでしょう。コスパ良いです、と言ったらメーカーに失礼かな?。

凄いぞ世界に誇るニッポンの技術! 

立井電線 マイク/ラインケーブル 自作用 TPS7182 ブラック 3m
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
立井電線(Tachii Electric Wire)

 

ラインケーブルは、もう一種類購入しているので、こちらもそのうち作りたいと思います。

因みに欧州製の放送局、スタジオ用マイクケーブルです。 

 

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HDMIケーブルにも方向性がある様な、、、。

2019-05-18 12:15:12 | ケーブル

久々にHDMIケーブルを購入しました。

我が家にHDMIケーブルは既に何本もありますが、購入したのは何れも4年以上も前の事。

それに既存品は比較的太いうえに外皮にシールドの編み(ナイロンメッシュ?)が被せて有り取り回しが宜しくないです。

今では特性の良いものが手頃な価格で買えるのではと思い、購入に至りました。

 

今回購入の選択肢としては、どうせならと思いプレミアムの意味もよく調べないで「Premium HDMI Cable」を候補に、また太さもそこそこ有るもの(細いものは自分的に少し不安)、長さは1.5mです。

この仕様に合致したものを家電量販店の店頭で調べると、メーカー間で差は有りますが大体3,000円以上に見えました。ちょっと高いなぁ~。

しかしAmazonで調べてみると、定価≒6,300円のものが販売価格≒2,000円で有ります。

これは買うしかないなと思い、即購入しました。この分野でもケーブルの値段は有って無い様なもの?

今回購入したHDMIケーブルがこちらです。エレコム製です。

エレコム ハイスピードHDMIケーブル 1.5m Premium イーサネット/4K/3D/オーディオリターン対応 ブラック CAC-HDPS14E15BK
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
エレコム

 

到着後、早速使って見ました。

プラグにしっかりと「PREMIUM」と文字が有ります。

使用箇所は、ブルーレイ・プレーヤー(ソニー製UBP-X800)と液晶TV Panasonic ビエラ(4K2kでは有りません)の接続です。太さ長さとも丁度良かったです。

何も考えずに、普通に繋いだのですが、「あれっ?思ったほど画質良くならないな。」「まあ4K2Kでも無いし、あまり変化ないだろうな?」という感じ。

暫く見慣れたブルーレイを見ていると、「何だか、白抜けしている、黒が少し浮いているかな?」「色に締まりが無い。」「もともとがこんな画質だったかな?」と疑いを持ち始めた。

そこで、ふと思いました。

もしかして? この映像ケーブルにも方向性がある? 

確かに「アクティブ・タイプ」なら方向性がある様ですけど、これは「パッシブ・タイプ」なので関係ない筈。

でも試しに方向を変えてみると、「あれっ? 色も画質も締まって良くなった!」様に感じました。

単に私の妄想かも知れませんが、皆さんも一度は試して見る価値は有りそうです。


今回の機器の場合、

LCD TV ⇒ Premium HDMI Cable(ケーブル上の印字) ⇒ ブルーレイ・プレーヤー

の様に接続すると良かったです。

オーディオ・ケーブルの場合は、信号の流れとケーブルの印字を合わせるのが一般的なのですが、HDMIの場合は事情が違うのかな?


画質が良くなると、何だか音質も良くなった様な錯覚に陥ります。これは完全に精神衛生的な事ですが、人間の感覚ってそんなもんですよね。 周囲の環境とか他人の評価とかで感覚が左右されるフラシボって奴ですよね。


※Premium HDMI Cableとは、カテゴリー2.0に属し、伝送速度18Gbps、4K2K対応、HDMI2.0a、HDR対応だそうです。分類が複雑なので、詳しくはWebで調べてください。

 

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Western Electric のスピーカー・ケーブルを少し加工。~取り回し易くなりました~

2018-10-18 12:52:45 | ケーブル

ウェスタン(WE)のケーブルも使い始めてから、ほぼ1か月になり、ますます調子が出てきました。良い感じです。

 

今日は、このケーブルの端末を少し加工して、使い易くしました。

今迄の懸念点は、

 ①単線のため、アンプのSP端子に接続する時に、接続面積が少なくなるのが心配。

 ②単線のために若干固く、端子周りの取り回しが難しい。

 ③好みのアンプに交換する時に、接続のやり直しが面倒。

です。

この解決策として、

 ①、②に関しては、先端に撚線を継ぎ足しました。

 ③に関しては、バナナ・プラグを使いました。

継ぎ足した撚線は、ダイエイ電線のケーブルです。夫々12cmほど継ぎ足しました。

半田には、ケスター44を使いました。

バナナ・プラグには、手持ちのフルテックの物を使いました。音質劣化や色付けが無くて気に入っています。

このプラグは、6年位前に海外で購入したのですが、今は結構良い値段になってますね。 

 

実際に使ってみて、音の変化は、わかりませんでしたが、ケーブルの取り回しは良くなりました。

 

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いにしえのWestern Electric スピーカー・ケーブルを使ってみました。

2018-09-24 13:08:27 | ケーブル

久々にケーブルに関する投稿です。

ケーブルは何かと電線病になり易いので熱くならない様に注意しなくてはなりません(笑)。

今回、以前から気になっていったWE(ウエスタン・エレクトリック)のスピーカー・ケーブルを購入してみました。

仕様としては、芯線は単線の銅線に黒エナメル、外皮はシルク(絹)の二重巻き、さらに綿布巻きで、1940年代~50年代に製造された伝説的な、マニアの間では神格化しているケーブルらしいです。

実は、先日、JBLのスピーカー端子を交換した理由も、このケーブルを使ってみたい為だったのです。

 

届いた商品がこちらです。

私のリスニング・ルームの場合、2mも有れば十分なので1.9mを4本。

太さはスピーカーから長さが3m以下の場合は18GAがお勧めと言うことでした。

先端の加工をして行きますが、これが結構大変でした。

最初、何も考えずに、ワイヤーストリッパーを使ったら、導線とも簡単に切れてしまいました。

気を取り直して、カッターナイフで丁寧に外皮だけを取り除いて行きました。

左側が外皮を一枚剥いたところ。

最外皮をもう少し詳しく撮影しました。

細い糸が並べられた帯。これが巻き付けられています。

この裏側、つまり表面に出る方(上の写真右)はツルんとしています。

この内側は絹(シルク)で覆われています。綺麗なシルクです。

剥がすときに二枚有りました。このシルクが正巻きと逆巻きとで二重になっていました。

 シルクを剥がしたところです。

黒エナメルが出てきました。これが有名なWEの「黒エナメル」ですね。

導通を取るためには、これを剥がす必要があります。ここも苦労しました。

最初に粗目の布ヤスリを使い、仕上げは細目の金属用ペーパーヤスリを使いました。

それでも剥がれない箇所は、カッターナイフの刃で優しく削り取りました。写真ではまだ少し黒い部分が残ってます。

これを4本分、計8か所、導体出しを行いました。結構、根気が要りました。

それにしても、この年代に此処まで手の込んだ細かい作業、製造が出来ていた事に驚きと加工技術に感動しました。マイスターが作った歴史上の芸術作品ですね。私はこんな部品、製品が好きです。

何故このような構造、材料を使ったのか、試行錯誤の結果だけでは無いと思うので、技術論理的根拠を知りたいものです。

考えらるのは、電磁誘導を避けるためでしょうか?PVC被覆は静電気を引き起こし帯電し易い?。マイナスかプラスかどちらかに帯電して、これが電子の流れに影響する?それならば帯電防止のPVCにすれば良い?そんな単純なものではないでしょうね。

ここに何やら参考になりそうな事が書いてあります。↓

http://energychord.com/children/energy/trans/tl/contents/tl_em.html


因みに、上の拡大写真は、マイクロスコープを使って撮影しました。役立ってます!

DEPSTECH 顕微鏡 デジタルマイクロスコープ 高解像度 IP67防水レンズ 高倍率10-200倍 USB接続 PC Android対応
←Amazonに移動が出来ます。
DEPSTECH

 

先端の加工が終わったところで、スピーカーとアンプに繋いで、音を出して聴いてみました。

今まで使っていたダイエイ電線のケーブルよりもかなり細いので不安になりましたが、出音は、巷の噂どおり、今迄使ってきたの他のケーブルとはなんか違う音です。OFC、POCC、ベルデン、ダイエイとも違う。

何が違うかって、表現が難しいですが、高域はよく伸びいて、低域は締まりが有り、ダブつかない、音数情報量多く細かい音まで出る、全体的に帯域フラットで変な癖がなく、自然な表現力でいつまでも聴きたくなる様な音です。

でも、使い始めた今は、何かが足りません。

そうです、質感は良いのですが、量感が不足している様な気がします。

70年の眠りから覚めるには、ケーブルももう少しエージングが必要なのでしょう。

色々と音楽ソースと変えたり音量を上げたり下げたりしてじっくりと聴いてみると、音量が小さい時は、確かにボーカルなどはよく通って聞こえます。これは中域から高域にかけて特徴があるのでしょう。しかし、ある程度音量を大きくすると、フォルテの音の立ち上がり、応答性(レスポンス、トランジェント)の不満や、量感不足、押し出し不足を感じます。

これは、単線の欠点、ケーブルの太さに起因するものでしょうか?瞬間的に大電流を伝送するには無理がある?

さらに聴き込むと、音空間が広がり過ぎて、なんだか位相を間違えたような音で纏まりがありません。

やはり、鳴らし込みが必要なのでしょう。


毎日、鳴らし込んで、音の変化を観察していました。

私の耳で聴いても、日々の目まぐるしい変化がわかります。

低音が徐々に出る様になり、レスポンスも良くなって行きます。さらに高域も落ち着いてゆきます。中域は少し張り出してきて、ボーカルなんかは、本当に生々しくて目の前で歌っている様です。

鳴らし始めてから、延べ時間で大体50時間経過した頃から、定位も安定してきて音に纏まりが出てきました。

そこで、思ったのですが、音が落ち着いてくると、従来のダイエイ電線の時とさほど変わらないような気もします。耳が慣れてしまったのでしょうかね。

しかし、まだ伸びしろ、変化は有りそうです。焦らずまだまだ鳴らし込みを続けます。

 

今回をきっかけにWEの虜になりそうです。WE病に注意。

このWestern Electricの部品、製品は、とうの昔に製造終了品なので市場でも枯渇状態ですが、この製品、部品を崇拝する人は多いです。まさに、オーディオ界では世界遺産級のビンテージと言えるでしょう。 

 

最近、音楽をある程度の音量で鳴らし続けていると、部屋に妙な臭いが漂ってきます。これは最近アンティークなビンテージ品を買い集めているからでしょうか? ケーブルからも? 骨董品屋の様な古臭い匂いがします。フラシボでその様に脳が反応しているのでしょうかね?

 

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PHONO CABLEの製作、交換。~百均のチューブを使って大正解~ 

2017-08-27 11:18:56 | ケーブル

3年前に再びレコードを聴き始めてから初めて、レコードプレイヤー用のフォノケーブルを交換しました。

今まで使用していたのは、ゴッサムのGAC-1です。

これを日本が誇るモガミ製の2534に交換しました。(以前に製作記事を載せています)

フォノのグランドケーブルも2本(L/R)のシールドケーブルにしっかりと抱かせました。

 

交換後の音は、なんと、なんと素晴らしい!!!

今までの音とは質が全く違う、かなりのレベルアップです。

なんと清々しい爽やかな音、歪ぽっさがなくなり、楽器の細かい音まで聴こえ、音空間が広がりました

CDを聴いている様な感じでもあり、それでいてアナログの良さが出ています。

 

製作の詳細は、以下です。

ケーブル本体は、モガミ NEGLEX2534です。

長さは、私のシステム構成上と利便性かを考え、最低限の1.25mとしました。

これに、レコードプレーヤーには付き物?のグランドケーブルを抱かせます。

抱かせるのに、百均のケーブルチューブを使います。←ここがポイント!

このケーブルチューブの中にL/Rケーブルとグランドケーブルを収めます。

完成形がこちら↓。 チューブのサイズも丁度良かったです。

3本が纏まっているので、取り回しも楽です。

この左右の信号ケーブルに、グランドケーブルをしっかりと抱かせる事がポイントです。

 

実際に聴いてみると、ボリュームをいっぱいに回してもハムノイズが全くと言えるほど聞こえなくなりました。

やはり、ノイズフロアーを下げると、音の見通しが良くなり、繊細な音も聴こえる様になります。

歪っぽさもなくなりましたが、これは、以前のゴッサム製GAC-1が高音寄りで歪っぽかったせいも有るかも知れません。

扱う信号が小さいほど、線材の影響が大きく、またシールドのケアが必要と実感しました。

 

今回の交換は大成功です!

なんで、もっと早くやらなかったのかと後悔しますが、でも、それがオーディオの楽しみですよね。

少しずつ改善して前進、前進~。

より一層レコードを聴く時間が増えそうです。

 

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RCAケーブルの製作 ~BELDEN 8412 + Switchcraft 3502AAU~

2017-07-01 11:59:48 | ケーブル

またもう1組RCAケーブルを作りました。

今回は、定番中の定番、ベルデン8412のケーブルとスイッチクラフトのプラグの組み合わせです。

いつもの様に、信号の流れがBELDENの文字の流れになる様にし、上流側では、編みシールドと黒をショートしてプラグのグランドへ、白をホット側に半田付け。下流側では、黒のみをグランドへ、白をホットに半田付け。下流側の編みシールドは根元で切り、グランドと接触しない様に収縮チューブで絶縁。

使用した半田は、これもいつものKESTER 44です。

プラグは、L,Rが分かる様に、ナチュラルと黒にしました。

完成したケーブルがこちらです。BELDEN8412は、いつもの黒では芸が無いので、今回は赤にしてみました。

なかなかカッコよく出来ました。オーディオ用というよりは、楽器用っぽいですね。

これをCDプレーヤー REVOX B226に使いました。

やはり、この組み合わせは、接続、音とも安心感がありますね。

いつも通りのベルデンの芯のあるしっかりした音です。

これで、ベルデン8412のケーブルを使ったRCAケーブルが何本になったのだろう?

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RCAケーブルの製作 ~MOGAMI 2534 + Amphenolプラグ~

2017-06-04 12:28:04 | ケーブル

久々に、ケーブルを作りました。

組み合わせは以下です。

ケーブル:モガミ 2534

       有名ですね。日本が誇るケーブルです。日本の録音スタジオでも使われているとか。


プラグ:アンフェノール ACPL

  航空宇宙、ミリタリー分野の草分け的メーカー。70年以上の歴史を持つらしい。写真は後ほど。

   

作り方の手順はいつも通り。

少し忘れた部分もあるので、以前ベルデンを作った時の自身のブログを参考にしながら進めました。

http://blog.goo.ne.jp/kontakun_2010/e/74cb245f4787565ca9f827c66c24cdd0

参考のポイントは、外周の編みシールドの処理です。

上流側では信号グランドと編みシールドをショート、下流側では編みシールドは切り、どこにも接続しないこと。これは、アース・ループを作らないためでもあります。

ケーブルの方向は、ケーブルに印刷の文字の流れとしました。

 

ケーブル被覆を剥くと、この様になります。青2本、透明2本、編み線、樹脂線。

 

上流側:青2本を束ねて半田付けします。編み線と透明2本は纏めて半田付けします。

    樹脂線は根元で切り落としました。

 

下流側:青線2本、白線2本をそれぞれ束ねて半田付けします。

 

プラグに半田付けします。狭いので神経を使います。半田には、ケスター44を使いました。

 

Lch用の白、Rch用の赤ケーブルが完成しました。各2mですが、少し長すぎたかも?

 

アンプに挿したところです。

プラグの金メッキ、クロムメッキ、赤白の色合いがカッコ良いですね。

高級感があります。(本当はそんなにお金掛かってませんが)

 

実際に使ってみて、音質のほうは、使い始めは少しざらざらした薄っぺらい音でしたが、30時間も使っていたら、それも落ち着き、情報量が多く粒立ちの良い、鮮度の高い音を聴かせてくれています。

今はCDP~KT88PPアンプ間に使ってます。


製作が面倒な人は、アマゾンでも完成品が販売されている様です。

 

MOGAMI モガミ 2534 RCAピンケーブル Amphenol ACPL-C 2本ペアセット (1.5m)
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
MOGAMI


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噂のBelkin USB cable 15cmを試してみた。音質変化は?

2014-12-19 23:34:48 | ケーブル

PC~DAC間のUSBケーブルとして、とあるサイトで最強のUSBケーブルと書かれているBelkin製15cm(0.6inch)ケーブルを購入して使ってみた。

Belkin 15cm USB2.0ケーブル F3U133-06INCH Pro Series USB 2.0 Device Cable 並行輸入品
←クリックでAmazonのページへ移動します。
Belkin

通販では偽物が送られてきたとか色々ある様だが、私はAmzonから購入して並行輸入品の本物が送られて来た。 

袋から出したところ。

ケーブルにBelkinの文字が印刷してある。

USBコネクタにもBelkinの刻印がある。

まあ、本物に間違いないだろう。

さて、このケーブルを使っての音質評価ですが、今使用している1.2mのフルテックの7,000円程度のものと遜色なかったので、コスパ的には良いと言えるでしょう。念のため書き加えておきますが、当然、1m程度の一般品とは差があります。

USBケーブル(差動ケーブル)は短いほど波形の乱れが少ない(アイパターンが開く)傾向にあるが、短いケーブルは汎用性がないのか、あまり市販されていない。その意味では、このケーブルは選択肢として有りでしょう。

このケーブルをCDリッピングの際のCD Drive~PC間にも使ってみたが、リッピングのスピードがあがり、EACのエラー訂正も減った様に思える。たまたまかも知れないが。


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MARINCO AC電源コードの製作(3本目) ~ドイツ製ケーブル使用~

2014-09-07 11:58:36 | ケーブル

今まではMARINCOとBelden19364の組み合わせが定番で今まで2本作ってきましたが、今回の3本目はケーブルを変えてみました。

今回は、桜屋電機で売っていたMade in Germanyのケーブル700円/m。

音が良いと書いてあったので、つい釣られて買ってしまいました。

しかもメーカーは教えれませんと書いてあったが、まあ、騙されたと思って試してみよう。

昨日、やっと製作。

その前に、今回購入したMARINCOはプラグの方はいつものMARINCOの説明書と一緒に袋に入っているが、

ソケットの方は何故かビニール袋に入っているだけで説明書も無い。本物か疑ってしまう。まあ、いいか。

 

謎のドイツ製ケーブル

Web上でも調べるも、この型番KT966ものの情報は見つからず。ただ、UKらしきページはある。

Belden19364よりは少し細くて柔らかいです。

ソケット側

プラグ側

完成状態

いつものことだが、MARINCOの場合は、半田付けとかカシメとか不要なので加工が簡単でよい。

 

さっそく真空管プリアンプに使うことに。

が、ここで問題が発生。

ソケットがアンプ側にしっくりと刺さらない。奥まで挿入できない。すごく不安な状態。

そこで、もしやケーブルの銅箔が長すぎて、金具が広がらないのではと思い、5mm程度短くしたが、

改善はされたものの、まだシックリとしない。

覗き込んで金具の合わせを見ると、以前のものよりも幅が狭い。

まあ、抜けることは無さそうなので、このまま使用。


音の変化は、、、良くわからないですね。クリヤーになった様な気もしますが。?です。

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AC電源ケーブルの手直し(マリンコとベルデン)

2014-08-23 16:03:48 | ケーブル

引っ越してからオーディオ機器を再セッティングして気が付いたのだが、AC電源コードの使い方でノイズが入る。

事の発端は、CDプレーヤーの電源を入れていない状態でもRCAコードをアンプに接続するとスピーカーからのノイズが大きくなるのだ。

DACからのRCAコードはその様なことはなく、関係ない様だ。

そして、CDプレーヤーの電源コードを挿しただけでもノイズが大きくなる。

そこでグランドの回り込みノイズを疑った。特に真空管アンプはグランドが微妙だ。

まずは自作した電源コードに問題が無いか確認。

自作ケーブルとは、Belden 19364とMarincoのプラグ、ソケットの組み合わせである。

極性と接続状態を確認したが問題は無い。

その後、気が付いたのが、このケーブルのシールド用のドレインの処理方法である。

Web上での書き込みを調べてみると、片側(ソケット側)はオープンにしないとAC電源ノイズが機器に入ってしまうと書いてある。

私は、両側ともにグランド端子に接続していた。下の写真の銅線剥き出しの線である。

そこで、さっそくソケット側のドレイン線を切断した。下の写真。プラグ側はそのまま。2本ともこの処理を実施した。

そして、アンプとCDプレーヤーともに修正したAC電源コードを接続。

結果は、アレレ? さっきと状況が変わらない。

これが直接原因では無いのか?まあ、この処理方法が正しそうだから、これはこのままで良いか。

そこで次は、AC電源レギュレータ FUMAN AR-1215の裏面に合計8箇所あるAC outletへの接続位置を変えてみた。

その結果、ACプラグの接続位置でノイズの大きさが違う事がわかった。

このAC outletは、ひとつずつ独立して出力レギュレータを持っていた筈だが何が違うのだろう?。理由はわからないが、ACプラグの挿入箇所を選んで使う事にする。

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