宇宙のこっくり亭

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ゼータ・レチクル人

2009年09月24日 | ラー文書 プリズム・オブ・リラ


「プリズム・オブ・リラ」の表紙を目にした者は、青く光る、楕円形の巨大な瞳を持った宇宙人に見つめられて、思わずギョッとする。多くの人は、そこで本を手に取ることを躊躇すると言われ、どうも不評なようだ(笑)。この異形の宇宙人こそが、ゼータ・レチクル人である。

この姿は、いわゆる「グレイ・タイプの宇宙人」と重なる。グレイとは、その名の通り灰色の肌を持ち、地球で人間や家畜を誘拐することで知られる、評判の悪い連中だ。彼らが、宇宙人全体の印象を悪くしているのは残念でならない・・・。だが、実際のところ、グレイとゼータ・レチクル人は、微妙に範囲が異なる。一部の悪質な連中はグレイに分類されるのだが、全員がそうだというわけではない。ゼータ・レチクル人の多くは、善良な存在だ。

太古の昔、ネガティブ・サイドの極に達した、幻の惑星エイペックス。この文明では、極端な個人主義を追求した結果、人々は分断されてバラバラになってしまった。一方、科学技術は高度に進展していた。こうした不均衡のおかげで、分離と対立が激化する一方。あげくの果てに、核戦争で滅亡した惑星エイペックスは、ショックで次元転移し、元の時空からは姿を消したという。

砂嵐が吹きすさび、放射能がさんさんと降り注ぐ、荒涼とした死の惑星。幽霊船ならぬ、幽霊惑星と化して時空を漂流していた・・・。数千年にわたって、地表には生命の影すら見当たらなかった。ところがどっこい、地下のシェルターで細々と生き残る、しぶとい生き残りがいたというから、世の中は分からない。その生き残り組の成れの果てこそ、ゼータ・レチクル人なのだ。

とは言っても、彼らは自然な生殖によって子孫を残していたわけではない。高度な進歩を遂げた、クローン技術によって個体を増殖させていたという。

高度に発達した知性を反映し、彼らの頭は巨大化し、反対に体は小さく、細くなった。目は大きく、しかも瞳孔のみによって覆われるようになった。クローン技術による遺伝上の均質化が進んだ結果、かつての個人主義は過去のものとなり、全員が集合意識を共有するようになった。

こうして、知性が高くて感情は乏しい、異形の宇宙人集団が形成されていったのだ・・・。

やがて、時空を漂流していた惑星も、次元の通路を通ってレチクル座に出現し、やっと落ち着いた。「レチクル座」というのは、見慣れない星座だが、それもそのはずで、南十字星などと同様、南半球で見る星座である。(もっとも、沖縄あたりからなら見えるらしいのだが・・・)。

今、ゼータ・レチクル人たちの関心は、地球へと注がれている。その理由は、いろいろある。地球が、かつての彼らの母星と同様、核戦争の危機に瀕していること。地球人は自然な生殖で子孫を増やしており、遺伝情報の宝庫であること。感情の乏しい彼らの目には、地球人の外界に対する多彩な反応が、新鮮に映っていること・・・などが、その理由だという。

それ自体はいいのだが、困ったことに、彼らは地球人をたびたび誘拐(アブダクション)して問題を起こしている。彼らにしてみれば、悪気がない。調査研究の対象にした後では、きちんと地球に返しているのだが、感情の豊かな地球人は恐怖に駆られている。

もっとも、こういう地道な調査研究のおかげで、数々の遺伝的な成果が得られたのも事実らしい。かの有名な「エササニ星の宇宙船長」バシャールも、地球人の遺伝形質を備えた、新型ゼータ・レチクル人の子孫だという。バシャールもまた、手足が細くて巨大な瞳孔を持つ種族なのだ。それでいて、発想はどこまでもポジティブ。う~ん、世の中は、いや、宇宙は広い・・・。

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